【就職活動の費用】就活に必要なお金はどれくらい?用途と目安の一覧

【就職活動の費用】就活に必要なお金はどれくらい?用途と目安の一覧
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人生を左右すると言えるほど重要な就職活動。企業の就職説明会や面接を受けに行くときの交通費や宿泊費はもちろん、就職活動を始めるにあたってリクルートスーツやカバンをそろえたり、参考書や問題集などの書籍を購入したりするお金も必要となってきます。

「後悔のない就職活動を進めるためにはどれだけのお金が必要になるんだろう…」と心配になる学生も多いのではないでしょうか。今回は、就職活動に必要になる費用や平均の目安額のほか、コストダウンの工夫や有給インターンについて詳しくご紹介します。

就職活動では何にお金がかかるの?

就職活動に必要な費用と一言でいっても、いったいどんな用途でお金が必要になってくるのか、就職活動をスタートする前にはイメージが湧きにくいかもしれません。ここでは、就職活動に必要なお金を項目ごとに整理してみましょう。

就職活動をスタートするために必要な費用

衣類費

就職活動をスタートするために必要な費用

就職活動をスタートするにあたって、リクルートスーツやリクルート用の靴、鞄などの衣類をそろえる必要があります。就職活動を進めていくと、何日間か泊りがけで複数の企業の面接を同時に進めていく場面もあるでしょう。その場合、リクルートスーツを複数枚準備しておいた方が安心かもしれません。また、女性の場合、「破れやすいストッキングは、何枚も買い替える必要があり意外とお金がかかった」という声もあるようです。

衛生費

就職活動をする前は髪にカラーやパーマをしていたという学生も、就職活動をするにあたって髪の色を染め直したりカットしたりする必要があると言えるでしょう。第一印象が重要な面接に向けて、清潔感を維持するために就職活動中は普段よりも高い頻度で美容院に通う学生もいるようです。衛生費も就職活動に必要な費用として考えておいたほうがよいでしょう。

書籍費

就職活動の流れや面接のコツを勉強するための参考書や、SPI試験への問題集など、就職活動をより効率的に進めるために書籍の購入が必要な場合もあります。就職活動期間中の短期間で多くの書籍が必要になるケースも想定して、それなりに予算を割り振っていたほうがよいかもしれません。

企業の面接を受けるために必要な費用

交通費

企業の面接を受けるために必要な費用

企業への就職説明会や面接を受けにいくために、交通費が必要になります。新幹線や列車、バスなどの公共交通機関だけでなく、タクシーを使う場面も出てくるようです。地方から都市部へ面接を受けに行くケースなど移動距離が長い場合は、特に交通費の負担が大きくなってきます。内定をもらうまでどのくらいの費用が必要になるか分からないので、交通費は多めに準備しておくと精神的余裕をもって就職活動に挑むことができるのではないでしょうか。

宿泊費

交通費と並んで就職活動費用の多く占めるのが宿泊費です。例えば遠方へ面接を受けに行く場合。早朝からスタートするので当日に移動を開始すると間に合わない、もしくは面接の指定時間が夕方~夜だったため当日中に家に帰れないケースだと、宿泊費を削減できないことも多いようです。

飲食費

就職活動中は日中外食をする機会も多くなるでしょう。例えば1日に複数の面接の予定が入っていて、そのすきま時間を過ごすためにカフェに入るなど。それが積み重なると、飲食店でかかる費用も高くなる傾向があるようです。そのため、飲食費は意識して予算を割り振っておきたいですね。

書類関連費

企業に送る書類関係は、履歴書や封筒代、切手代など、ひとつひとつの出費は小さくても、複数の企業に提出する場合は総額で大きな出費になります。

履歴書を書く際、誤字や脱字など書き間違えたら新たな用紙で書き直します。

そのため、書き直しが必要になることを考慮して、あらかじめ多めに履歴書を購入しておくとよいでしょう。

また、履歴書に貼る証明写真にかかる費用も少なくありません。写真は、写真機か写真館で撮るという選択がありますが、「写りがよい」「本格的だ」などの理由で写真館での撮影を選ぶ方が一般的です。

撮影費用としては、写真機よりも写真館の方が高くなります。そうした撮影代も就職活動には欠かせない費用と言えるでしょう。

その他の予備費

息抜きのための娯楽費

その他の予備費として、忘れがちな費用が息抜きのための娯楽費です。就職活動中は説明会や試験の予定が入り、合間にエントリーシートや履歴書の提出をするためハードなスケジュールになることがあります。

試験や面接を受ける際に緊張したり、時には思うように就活が進まず落ち込んでしまったりと、ストレスの溜まりやすい時期でもあります。ときには友達とおいしいものを食べたり、美術館や映画館に足を運んだり、好きな服を買ったりと、娯楽を楽しんで息抜きをすることもセルフケアとして大切です。

自分が納得いくまで就職活動を続けられるように、息抜きのための娯楽費は就職活動の必要経費として考えておいたほうがよさそうです。

就活に必要な費用はいくら?用途ごとの平均使用額と目安

就活に必要な費用はいくら?用途ごとの平均使用額と目安

就職活動を進めるためには、リクルートスーツや靴の購入のほかに、就職説明会への参加や面接を受けるための交通費や宿泊費など、さまざまな費用が必要なことが分かったのではないでしょうか。「思っていたよりもまとまったお金が就職活動には必要になりそうだ」と感じた人もいるかもしれません。ここでは、それぞれの用途でどの程度のお金がかかるのか見てみましょう。

株式会社マイナビのサポーターズによる2019年卒業見込みの就職活動生を対象とした調査では、就職活動にかかった用途ごとの平均使用額は以下のように報告されているようです。

  • 交通費・宿泊費:「5~10万円未満」
  • 備品代(リクルートスーツやバックなど):「3~5万円未満」
  • カフェ・飲食代:「1~3万円未満」

就職活動を地元で行うか県外で行うかによって、交通費・宿泊費、それに伴う飲食費の大きさに個人差は出てきますが、交通費と宿泊費が最も平均使用額に違いがでてくるようです。

参考:株式会社マイナビ「2019年卒学生、就職活動にかかった費用はいくら?」
https://news.mynavi.jp/article/20190302-780329/

地方大学ほどお金がかかる?都市部と地方の費用差

都市部と地方の費用差は約5~8万円

地方大学ほどお金がかかる?都市部と地方の費用差

就職活動を行う地域が地元なのか県外なのかによって大きく異なる交通費と宿泊費。大都市圏での就職活動を行う就職活動生と、地方から都市部へと就職活動をするために移動する就職活動生では、就職活動費用の累計額にも差が生じるようです。

株式会社マイナビの「2019年卒マイナビ学生就職モニター調査 6月の活動状況」によれば、2018年3月から6月までの4か月間でかかった就職活動費用の平均累計額は10万6,647円だったと報告されています。地域別でみた数値は以下の通りです。

  • 関東:70,628円
  • 東海:113,030円
  • 関西:107,927円
  • その他:152,465円
参考:株式会社マイナビ「2019年卒マイナビ学生就職モニター調査 6月の活動状況」
https://saponet.mynavi.jp/wp/wp-content/uploads/2018/07/monitor_2019_4.pdf

このことから、就職活動費用の平均累計額が最も低い関東エリアの70,628円と、最も高いその他のエリアの152,465円では、81,837円と2倍以上の差が生じていることが分かります。4か月で8万円の差額が生じているということは、平均して1か月で約2万円もの差が生じているということです。地方大学に通っている学生の方が都市部の大学に通う就職活動生よりも就職活動費用の負担は大きくなると言えるでしょう。

就職活動費用の捻出方法は?

同じく株式会社マイナビの「2019年卒マイナビ学生就職モニター調査 6月の活動状況」によると、就職活動費用の捻出方法の割合は高い順に次のようになることが報告されています。

  • 「アルバイト代・給料」:40.2%
  • 「保護者から定期的にもらう仕送りやおこづかい」:19.2%
  • 「保護者から就職活動で使うためにもらったお金」:19.1%
  • 「貯金」:16.3%
  • 「借金」(保護者や金融業者から):1.8%
  • 「その他」:3.3%
参考:株式会社マイナビ「2019年卒マイナビ学生就職モニター調査 6月の活動状況」
https://saponet.mynavi.jp/wp/wp-content/uploads/2018/07/monitor_2019_4.pdf

このことから、就職活動費用の捻出方法としては「アルバイト代・給料」から出す割合が最も多いことが分かります。また、「保護者から就職活動で使うためにもらったお金」も約2割を占め、就職活動時には保護者から経済的な援助を受ける場合もあることが見てうかがえるでしょう。さらに、全体としては16.3%とやや少なめの印象は受けますが、「貯金」から就職活動費用を捻出する人もいるようです。

就活でかかる費用を少しでも抑えるためにできること

就活でかかる費用を少しでも抑えるためにできること

就職活動動を始めてから内定が出るまでいつまで続くのか分からないのが就職活動です。就職活動費用にかかる費用の約4割を「アルバイト代・給料」から捻出する就職活動生にとって、就職活動費用をいかに抑えるかは重要なポイントではないでしょうか。

また、事前に就職活動用の費用をある程度貯金している場合でも、就職活動が長期化した場合に備えて少しでも費用を抑えて就職活動を進めておくと安心ですよね。ここでは、就職活動費用を抑えるための工夫を整理してご紹介します。

就職活動をスタートする前にかかる費用を抑えるための工夫

リクルートスーツやシャツ、ストッキングや靴、鞄など、就職活動を始める前に一通りそろえる必要がある衣類費。普段の学生生活では着る機会の少ない服装なので、就職活動を始める前に一気に買いそろえるという就職活動生が多いのではないでしょうか。これらの衣類を、年上の兄姉や先輩、友達から譲り受けたり借りたりすることができれば、衣類にかかる費用を抑えることができるでしょう。

リクルートスーツは就職活動のときにしか着用せず、状態のよいままクローゼットに入れっぱなしだったという先輩にとっては、後輩が使ってもらえた方がかえって助かるという声もあるようです。リクルートスーツのセットでなくても、洗い替え用のシャツ1枚や鞄だけなどでも助かりますよね。衣類を買いそろえに行く前に一度知り合いの先輩や兄姉に聞いてみましょう。

また、就職活動に必要な知識をまとめた参考書や面接の攻略法、SPI試験の問題集など書籍も全部買いそろえると書籍代がかさみます。友達と貸し借りしたり、先輩に譲ってもらったり、大学内のキャリアセンターで貸し出しされている書籍を利用したりすることで書籍にかかる費用を賢く抑えながら就職活動を進めていきたいですね。

交通費と宿泊費を抑えるための工夫

交通費と宿泊費を抑えるための工夫

都市部の就職活動生と地方の就職活動生の間には、就職費用に数万円以上の差が出ていますが、その多くは交通費と宿泊費にかかるもののようです。それぞれの費目の費用の抑え方をみてみましょう。

交通費

事前に開催日が分かっている企業説明会やセミナーなどに参加するときは、1日に複数箇所回れるようにスケジュールを立てると、行く回数を抑えることができるでしょう。新幹線ではなく高速バスを利用したり、タクシーではなくバスを利用したり交通手段を選ぶことでも交通費を節約することができます。

また、格安チケットを探したり早割プランを利用することもできますよ。ただし、遠距離での移動手段によっては到着する前に体力を消耗しきってしまう場合もあるので、あくまで自分の体調と相談しながら移動手段を選びましょう。

宿泊費

格安ホテルを利用したり、宿泊プランがセットになっている航空券などを探して、全体として宿泊費を抑えられるようにしましょう。就職活動をするエリアに親戚や友人がいる場合は、宿泊させてもらえないか頼むのもひとつの手かもしれません。

飲食費を抑えるための工夫

就職活動を進めていると意外にかかるのが飲食費。お茶を水筒に入れて持ち歩いたり、お弁当を作って無料ラウンジで食べるなど食費を節約できるよう工夫したいですね。

就職にも有利?アルバイトは有給インターンがおすすめ

就職にも有利?アルバイトは有給インターンがおすすめ

就職費用をアルバイトでまかなっている就職活動生は多いでしょう。ただ、企業研究や履歴書の作成、セミナーへの参加や面接など就職活動にかかる時間とエネルギーは膨大なもの。アルバイトに行く時間も惜しい、という場面も多々あるのではないでしょうか。

そこで、就職活動中におすすめなのが、企業が行っている有給インターンに参加すること。有給インターンとアルバイトの違いは、対象者と目的、そして業務内容です。アルバイトの対象者が高校生~シニアまで幅広いのに対して、有給インターンの対象者は主に学生。企業側としては、有給インターンを通じて、優秀な人材を新卒採用することにつなげたいという目的があります。

そのため、業務内容はアルバイトに求められるような既に固定されている業務をこなすというよりは、社員の立場で行うような業務内容に挑戦することができるでしょう。さらに、将来的な採用につなげたいという目的からシフトの日程調整にも融通を利かせてもらいやすいというメリットもあるようです。

就職活動中のアルバイトとして有給インターンを選ぶ最大の魅力は、収入を得られるだけでなく、実務に基づいた就業体験ができること。社会人としてのマナーを学ぶことができたり、社内研修に参加できたり、入社前にその会社の雰囲気を見ることができたりと、収入を得る以上のメリットがあるので、就職費用の収入源を探すときは、企業の募集する有給インターンも考慮にいれてみてはいかがでしょうか。

まとめ:就職活動に打ち込むために就職活動資金は事前に貯金しておこう

就職活動がスタートすると、待ったなしに衣類費や書籍代、交通費や宿泊費などまとまったお金が必要になります。アルバイトで就職活動費用を賄おうにも、スケジュール的にアルバイトを制限しなければならない場面も出てくるでしょう。思い切り就職活動に打ち込むためにも、就職活動資金は事前に貯金しておくとよいですね。

 

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