タイ旅行にはどれくらいお金が必要?細かな費用を解説!

タイ旅行にかかる費用はどれくらい?お金のプロが解説

タイという国にみなさんが抱かれる印象はどういったものでしょうか?
豪華な寺院に象、エスニック感たっぷりのタイ料理、マッサージなども人気ですよね。

そんなタイへ行ってみたい、または行く予定である人向けにタイ旅行に行く際にはどれくらいの費用がかかるのかを旅行ライターである私が解説します。

この記事を読んでタイ旅行に行く前に費用をあらかじめ掴んでおくことができますし、これまでタイに旅行に行かれた経験がある方は、無駄を省いてより余裕のある旅行にしてください。

タイ旅行のおすすめポイントとは

まずはタイ旅行のおすすめポイントを考えてみましょう。

  • 日本から近く時差も3時間ほど
  • LCCなど多くの飛行機の選択肢がある
  • タイ料理は日本人に人気
  • 食費やホテル代などが日本と比べ安い
  • 海や山など豊かな自然

これらを詳しくみていきましょう。

日本から近く時差も3時間ほど

タイ旅行に関しては日本から近いというのは大きなメリット。東京から直行便で首都バンコクまで約7時間、大阪からは6時間ほどで到着します。

時差は-3時間。日本の夜7時はタイの夕方4時です。時差が少ないのは旅行先での睡眠時間への影響も少なく活動もしやすいので非常に助かります。
費用や時間を考えると着いたその日も行動したいですからね。

飛行機代が安い場合が多い

費用面で一番気になるのは飛行機代。今はタイまでは多くの飛行機会社が乗り入れています。フルサービスキャリア(FSC)とLCCの代表的な会社それぞれの費用を比較してみましょう。

FSCとLCCの違いを知っておく

フルサービスキャリア(FSC)とLCCの違いをまとめると以下のようになります。

FSC LCC
チケット費用 割高 安い。セールなども
サービス 映画視聴や音楽、ブラケットなど無料
マイル設定あり
全てオプション。元からない場合もある
マイル設定なし
食事 無料 有料(ドリンクも)
キャンセルなどの保障 あり。振替などにも対応
遅延など少ない
基本的にない。欠航があった場合は自社便のみの振替
遅延なども多い

FSCとLCCの違いをまとめてみましたのでそれぞれを解説します。

チケット費用

フルサービスキャリアFSCとLCCの違いで最も大きいのはチケット費用に関してではないでしょうか。一般的にJALやANAなどのフルサービスキャリアはセールなどもあまり行うこともなく、LCCに比べると割高になります。

サービス

サービスはやはりFSCの方が圧倒的に高いと言えるでしょう。座席の広さや画面モニターの有無、席指定など様々なオプションが基本無料。

逆にLCCだとブラケットなどの貸し出しも有料です。最近はかなり緩和されていますが、席の間隔などもFSCに比べると狭い場合も多いです。

食事

機内食やドリンクサービスもLCCになるとオプションとなり、食事は事前に申し込んでおく必要があります。機内で軽食販売はされますが、クレジットカードや現地の紙幣が必要だったりと不便があります。

また飲み物なども持ち込み不可なのでビールやお茶などもキャリアによっては持ち込み時に没収されたりもしますので要注意。

キャンセルなどの保障

LCCは安いから費用面だけを考えると皆さんにおすすめできそうですが、実際にはそうではありません。チケット費用が安い分、これまでお話ししたサービス面、そして天気や機材不調などの欠航が起きた場合の保障やアフターケアにも影響してきます。

FSCであれば欠航になった場合などは提携している他の航空会社へ空席がないか照会してくれ、振替を行ってくれますが、LCCではそうはいきません。

LCCの場合、欠航になった場合は「自社便での振替」か「払い戻し」のみとなっています。
次の日に仕事があるなどスケジュールに余裕がない場合などはLCCで飛行機を予約するのはリスクを考慮する必要があります。

また保障とは違いますが、LCCは乗り継ぎに不便な時間に設定している場合が多い、遅延などが起こりやすい、発着の場所がターミナルの端で移動に手間がかかるなどのデメリットもあります。

タイ旅行に行く際の飛行機の選び方

SFCとLCCの違いをわかっていただいた上で、次はタイに旅行に行く際の飛行機の選び方を見ていきましょう。

スワンナプーム空港とドンムアン空港

実は日本からタイ、バンコクに行く際には知っておくべき空港があります。それはスワンナプーム空港とドンムアン空港です。

今、バンコクにアクセスする際の国際空港はスワンナプーム空港が使われているのですが、LCCのいくつかのキャリアはドンムアン空港に乗り入れをしています。

どちらもバンコクの北にあるのですが、スワンナプーム空港は電車などが乗り入れている一方、ドンムアン空港はタクシーか公共バスのみとアクセスが不便です。

この辺りもFSCかLCCかを選ぶ基準の1つにもなりそうなので覚えておくのが良いでしょう。

東京・大阪からバンコクまで乗り入れいている、代表的な直行便フルサービスキャリア

  • 日本航空
  • 全日空
  • THAI航空
  • バンコク エアウェイズ

日本―タイを結ぶFSCはこの4つです。日系が2つ、タイ系が2つですね。
どのキャリアもサービス面、搭乗時間などあまり差はありません。

東京・大阪から台北まで乗り入れしている直行便LCC

  • ノックスクート
  • スクート
  • タイ・アジアX
  • タイ・ライオンエア

タイは人気旅行先ということもあり、多くのLCC各社が日本の各空港とバンコクをつないでいます。日本との直通便がある都市は東京、大阪、名古屋、福岡、北海道、沖縄の7都市です。

スクートはシンガポール系、ノックスクート、タイアジアX、タイ・ライオンエアがタイ系で、2019年8月時点で日本系LCCは直通便ではありません。

サービス面などでは各社横一線。飛行時間も東京→バンコク間で比較すると、どのLCCも6時間30分から6時間55分と大きな差はありません。(ちなみにフルサービスキャリアFSCは各社約6時間20分)

FSCとLCCを比較

FSCとLCCは航空券の費用に差があるというのはご説明しましたが、それぞれどれくらい差があるものなのか東京―バンコク間、往復便3日間の航空券費用を比較してみましょう。

もちろん注意していただきたいのは、各社シーズンやタイミングによって料金差がありますし、キャンペーンやセールによって大幅な価格変動があります。あくまでも目安としてお考えください。

ノックスクート 約28,000円〜
タイ・アジアX 約34,000円〜
タイ・ライオンエア 約35,000円〜
スクート 約41,000円〜
日本航空 約67,000円〜
全日空 約70,000円〜
バンコク・エアウェイズ 約135,000円〜
THAI航空 約150,000円〜

各社HP調べ、往復便、2019年9月の週末3日間

上記は東京バンコク間の料金の目安をお伝えしましたが、結果としてSFCとLCCにはかなり大きい料金さがあることがわかりました。

理由は大きく分けて2つが考えられます。

  • 距離があるので、その分サービス面などで差ができる
  • 使用する空港がちがう

なぜこう考えられるかというと、一定の飛行時間があるのでサービスが基本的についているFSCは2-3時間で着く台北行きなどと違い、時間に比例して料金に反映されているためです。

また先ほどのFSCは新しい国際空港スワンナプーム空港が発着に使われるのに対し、LCCは古いドンムアン空港を発着に使うことがほとんど。

もちろんスワンナプーム空港の方が空港使用料も高くなっているのでその分費用に反映されているのだと考えられます。

タイ料理は辛いだけではない!

海外旅行に行かれる方はやはり現地ならではの食事も楽しみたいところ。タイ料理の皆さんが持たれているイメージはやはりスパイシーということではないでしょうか。

もちろんタイ料理はとても辛いものもあり、火が出るほど辛い唐辛子を食べてしまった!なんていう経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

しかし、スパイシーな料理はタイの東北部イサーン料理に多いのです。バンコクを中心に食べられている料理は中華料理のニュアンスが入っているものも多く、決して辛いものだけではありません。

とはいえ、男性の方には苦手なパクチーをはじめとしたハーブをよく使う料理でもありますが、タイチャーハンや麺料理などはパクチーなし、辛さ控えめなどと店員さんに伝えると調整を気軽にしてくれますので、一度お願いしてみると良いでしょう。

食費やホテル代などが日本と比べ安い

さて、それでは気になる現地での食費やホテル代などの費用がいくらおよそ必要なのかを考えてみましょう。

まずはレストランで食べた場合の代表的なタイ料理の値段についておおよその費用をまとめてみました。

タイチャーハン タイ風チャーハン 40バーツ(約150円)
トムヤムクン 世界三大スープ 200バーツ(約800円)
パッタイ タイ風焼きそば 40バーツ(約150円)
プーパッポンカリー カニのカレー炒め 380バーツ(約1200円)
ガパオ スパイシーバジル炒め 50バーツ(約1800円)
カオマンガイ 鶏肉のご飯のせ 50バーツ(約180円)
タイスキ タイ風スキヤキ 300バーツ(約1100円)
カオニャムマムオン マンゴーのライスのせ 50バーツ(約180円)

円-バーツを約3.8円で計算。(レートは時期によって変動します。)

このように料理によりますが、かなり日本から比べると食事にかかる費用は安いと感じるのではないでしょうか。

体感としてタイのレストランでの食事にかかる費用は日本の1/2、庶民的なレストランや屋台料理であれば1/5といった感じでしょうか。

海や山など豊かな自然

タイは山と海に囲まれた自然豊かな国です。バンコクは都会ですが、少し足を伸ばせば豊かな自然に触れることが可能。

そこでバンコクから乗り継ぎや移動で行くことができるおすすめの場所を費用とともにご紹介します。非日常の空間を満喫することができます。

そこから船などの移動でピピ島やバンガー島といった、まだ手つかずの自然が残った島などに行くのがおすすめ。

プーケットの繁華街では夜遅くまで空いているレストランやバーがたくさん。クラブなどもあるのでないとライフをエンジョイするのも良いでしょう。

人気ビーチやナイトスポットならプーケット

バンコクから飛行機で1時間30分で到着するタイ最大のリゾート地、プーケット。

エメラルドグリーンに輝く美しい海や真っ白な砂浜はバンコクからプーケットまでは飛行機を使うと往復わずか4000円から1万円ほどで行くことができますよ。

失われた古都、アユタヤ

バンコクからタクシーや鉄道で行くことができるアユタヤ王朝という今は滅んでしまった、国の首都であったのがアユタヤ。

ユネスコ文化遺産に指定されているこの遺跡はワット・プラ・シーサンペットやワット・マハタートなど(ワットは寺の意味)幻想的な風景を見ることができるでしょう。

また周辺の公園ではタイ象に乗って散歩することができます。近くにはこれもタイ族初の独立国家であった、スコータイ王朝があったスコータイ遺跡群もあるので見所の多いスポットです。

バンコクから車や鉄道でおよそ、2時間。少し足を伸ばしてみるのも良いでしょう。
費用はバスならわずか、500円ほどで往復可能。鉄道なら特等車で往復約2,400円、一番安い列車になると往復約350円です。

タクシーはほぼ交渉になること必須。相場は2,000BTH、7,500円〜貸切で行ってくることもありますが、交渉力や語学力も必要となるでしょう。

北部、少数民族と触れ合うチェンマイ

都会のバンコクも良いですが、昔ながらのタイを感じたい、また特別な体験をしてみたいのならば北部チェンマイに行くのも良いでしょう。

バンコクからわずか1時間で到着するチェンマイは豊かな自然に囲まれ、広々とリラックスできる場所。

避暑地としても使われるチェンマイは穏やかな空気が流れのんびりするのにおすすめ。
有名スパなどもあるのでセルフケアをするのも良いでしょう。

また少し足を伸ばせば北部少数民族の村などに行き、伝統工芸を体験したり色とりどりのお土産を購入する人も多いです。

チェンマイまでの移動費用は飛行機代でおよそ往復1万円ほど。

タイ旅行中にかかるホテルの費用とは

タイは様々な費用感のホテルがあります。やはり都会であるバンコクの中心地はホテル代も高くなりがち。またホテルの最大数の決まっている島などにステイする際にも割高になります。

一般的なシティホテルであれば3,500円ほどで温水シャワーがついているホテルに宿泊可能でしょう。それ以上安いホテルやバックパッカー向けのホステルのようなところだとお湯シャワーがなく、冷水シャワーなんてところもまだ多いです。

バンコクにはヒルトンやハイアットなどの5つ星ホテルもあり、こちらは一般的な部屋で1,5000円から2,5000円くらいで宿泊することができるでしょう。

タイ旅行にかかる費用まとめ

いかがだったでしょうか。タイ旅行にかかる費用をまとめてみました。日本の主要都市とバンコクは直通便で行く飛行機も多く、旅行しやすいですね。

3泊4日でバンコクに旅行すると考えると費用の目安は
LCC利用なら一人6万円、日系の正規便を使うのなら10万円といったところ。

内訳は

項目 費用
飛行機代 約4万円(LCC)7万円(FSC) 〜
食費 1万円〜
宿泊費 1.5万円(3泊) 〜

ぜひタイ旅行に行く際の目安にしてください。

またこれら海外旅行費用を貯蓄したい、または海外旅行に行く頻度を増やしたいので、貯蓄などを考えたい、節約したいとお考えの方は一度家計や保険の見直しをすると良いでしょう。

お金のプロによる無料の相談が今なら可能なので、一度問い合わせすると良いでしょう。

 

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