ベトナム3泊4日の旅!必要な費用や気を付けるべき注意点は?

ベトナム旅行3泊4日に必要な費用はどれくらい?トラベルライターが解説

日本の主要都市から飛行機を利用し約5-6時間で到着という、気軽な距離や比較的安い旅行費用で行くことができるため、旅行先として人気の旅行スポットとなっているのが、ベトナムです。

ベトナムの一般的なイメージといえばフォーやパインセオ、生春巻といったグルメや可愛らしくも華やかなベトナム雑貨などでしょうか。

しかしベトナム旅行の魅力はそれだけではありません、異国情緒あふれるヨーロッパ調の町並みや多くの世界遺産、そして何よりもベトナムの人々のフレンドリーさもぜひ味わっていただきたいところ。

この記事ではそんな魅力あふれるベトナム旅行の魅力とベトナムに3泊4日旅行した場合どれくらいの費用がかかるかを解説しています。ぜひ最後まで読んでみてください。

知っておきたいベトナムの基礎知識

ベトナムの面積は南北に広がる約33万㎢(日本は約38万㎢)です。人口は2019年現在1億人弱といったところ。

ベトナムはあまり日本人には知られていませんが、中国と同じく社会主義共和国の国。
警察は政府直轄であり、公安とも呼ばれています。

日本と違い、国や政府の悪口はタブー。また麻薬、賭博、風俗などにかなり厳しい罰則を設けています(麻薬は最悪死刑になります)。

事件に巻き込まれないよう、怪しい誘いや場所には近づかないようにしましょう。

さらにベトナムは仏教徒の多い国です。日本とは習慣もマナーも違うのでいくつか気をつけなければいけない点があります。

バスの中ではお年寄りや子供に席をゆずる、寺院では肌の露出の多い服装は避けるなど の考慮が必要です。また、寺院や宗教関係の場所では大きな声で話さない、むやみやたらに写真を撮らない(フラッシュは特にNG)など配慮が必要。

またベトナムはチップ文化も根付いています。日本人は習慣がないのでどう対応したら良いか分からない方も多いと思いますが、ベトナムに来たからにはベトナムの習慣に合わせるようにしましょう。

中級以上のレストランでは数万ドンのチップをウエイターにあげるようにしましょう。ホテルでルームサービスやポーターに頼み事をした際にも同様です。

またベトナムの気候についてですが、先ほどお話ししたようにベトナムは南北に広がる国です。行き先によって気候は変わりますので注意。

基本的にハノイを含む北部は11-4月までは朝晩は肌寒く、夏は暑く、冬は冷え込みます。
逆にホーチミンに代表される南部では気温は安定しているのですが、雨が多く湿気も高い亜熱帯性気候が顕著に表れている土地です。

ハノイの最高気温 ホーチミンの最高気温
春(3月-5月) 23℃-32℃ 34℃-35℃
夏(6月-8月) 32℃-33℃ 31℃-32℃
秋(9月-11月) 26℃-31℃ 30℃-31℃
冬(12月-2月) 20℃-22℃ 31℃-33℃

ベトナム旅行3泊4日に必要な費用

ではベトナムの基本情報を掴んでいただいたところで、ベトナム旅行3泊4日に必要な費用についてお話ししていきます。

まずは個人旅行で考えた場合、費用として必要なものは大まかに分けて以下の通りです。

  • 飛行機代
  • 宿泊費
  • 食費などの現地滞在費

ベトナム旅行に必要な費用について詳しく見ていきましょう。

ベトナムまでの飛行機代を考える

ベトナムまでの飛行機を自分で予約する場合、まずは考えないといけないのはLCCと呼ばれる格安飛行機で行くのか、フルサービスキャリアと呼ばれるFSCを選ぶかという点です。

LCC、FSCそれぞれに特徴やメリットデメリットがあるのでそれを理解して選ぶと良いでしょう。

LCC FSC
飛行機代の費用 安い 若干割高
座席 若干狭い・モニターがついていない場合が多い LCCより若干広いこともある。モニターがついている
食事 基本的についていない ついている
預け荷物 重量制限など厳しい 幾らかであれば融通してくれる
アフターケアなど 欠航便などの際にフォローが少ない 欠航便が出た場合などは提携会社と連携して席を確保してくれる
その他 発着が遅れることが多い
早朝発や深夜到着など時間に制限があることが多い
ビジネスやファーストなども用意、マイルを貯めることができる

LCCとFSCの違いをわかっていただいた上でそれぞれの飛行機代の費用を特定期間で比較してみましょう。

東京からベトナム、ハノイへの直通便の費用比較

それでは実際にベトナム旅行に行く際の飛行機代費用の相場を知っていただくために東京とベトナムの首都ハノイへの直通便での費用を比較してみます。

東京発ハノイ着、直通便の往復チケット代

ベトジェット・エア 約42,000円
アシアナ航空 約45,000円
ベトナム航空 約63,000円〜
日本航空 約71,000円〜
全日空 約79,000円〜

各社HP調べ、往復便、2019年11月の週末から4日間

東京からハノイに直行で運行している航空会社は以下の5つがあります。この中でLCCはベトジェット・エアのみで、あとはFSCです。

ベトジェット・エアとベトナム航空がベトナム系。アシアナ航空が韓国系です。料金が安いというイメージのLCCですが、東京ハノイ間に関していえばあまり費用に差はでないようです。

しかしLCCはキャンペーンやセールを多く行うことが特徴ですので、できるだけ飛行機代の費用を抑えたい方はこまめにHPやSNSをチェックするのが良いでしょう。

ベトナム旅行にかかる宿泊費用

飛行機代の費用の次に必要となる宿泊費用についてもみていきましょう。

ベトナム旅行を考えられている方に朗報なのですが、実はベトナムは他のアジアの国と比べても1つ星以上のホテルが若干割安の傾向があります。

ベトナムでのホテル相場

シティホテル 約3,000円以下
1つ星、スタンダードクラスのホテル 約3,000円〜5,000円
2つ星、スーペリアクラスのホテル 約5,000円〜10,000円
3つ星以上のデラックスクラスのホテル 約10,000円〜

宿泊サイト調べ。季節などにより変動あり。1泊あたりの値段

また5つ星ホテルと言われるマリオットやインターコンチネンタル、シェラトンといった有名ホテルも1泊15,000円〜28,000円程度で宿泊できるようです。さらにホテル予約サイトのセールなどを使えば13,000円くらいまで費用を抑えることも可能。

ホテルの費用ですが、日本と違い一室の料金ですので、カップルやご家族で旅行する際には5つ星ホテルに泊まるのもおすすめですよ(ただし、一部屋あたりの最大数は決まっています)。

5つ星ホテルでリッチに過ごしてみたい!と考えられる方にはベトナムは最適だと言えそうです。

食費などの現地滞在費用

飛行機代、ホテル代の次は食費などの現地滞在費用です。こちらも詳しくみていきます。

ベトナムの一般的な費用相場

ローカル食堂 3万ドン-5万ドン(約150-200円)
観光客向けレストラン 15万ドン-30万ドン(約750-1500円)
バインミー(ベトナム風サンドウィッチ) 1.5万ドン(約75円)
フォー 3万ドン(約150円)
カフェでコーヒー 4万ドン (約200円)

1円を約215ドンで計算。(レートは時期によって変動します)。

このようにベトナムでの食費はかなり安いと言えます。日本の相場よりも1/3といったところでしょうか。中級以上のレストランでしたらこれに2万ドン-3万ドンくらいのチップを加えると良いでしょう。

そのほか、交通費や美術館などの入場料

ベトナム旅行における食費は日本よりもかなり安く抑えることができそうですが、その他観光に必要な移動費や施設費などはどうでしょうか。それぞれを見ていきます。

博物館・寺院への入場券 2万ドン-6万ドン(約100-300円)
遺跡巡りツアー 半日 60万ドン〜(約3,000円)
市内バス 1万ドン-4万ドン(約50-200円)
タクシー初乗り 1万ドン(約50円)
タクシーアプリ Grab利用 初乗り バイク:1万ドン〜(約50円〜)車:1.2万ドン〜(約60円〜)
SIM(7日間) 6万ドン(約300円)
マッサージ・スパ 5万ドン-15万ドン(約1,500-4,500円)

1円を約215ドンで計算。(レートは時期によって変動します)。

このようにベトナムの物価の安さから、施設入場のチケットや移動費用などはかなり抑えられることがわかります。これは旅行者にとってはかなり魅力的ですね。

上でも触れましたが、ベトナムではGrabというアプリが非常に普及しています。

流しのタクシーですとぼったくりやコミュニケーションに困ることが多いのですが、Grabであればピックアップも目的地もアプリで設定可能。

さらに支払いもアプリを通じて行うことができるので非常に便利です。観光地や市内であれば必ずといっていいほどGrabでタクシーが捕まるので日本でGrabをダウンロードして出発するのが良いでしょう。

同僚やお友達に。買っていきたいベトナム雑貨

これまでは飛行機代の費用やホテル宿泊などの現地滞在費用をお話ししてきましたが、やはりせっかくベトナムまで行ったのだからお土産も買っていきたいですよね。

そこでおすすめのベトナム土産と大体の値段をお教えしますので、 お土産購入をする際の費用見積もりの参考にしてみてください。

ベトナム インスタントコーヒー(20パック) 4.5万ドン(約220円)
ドライフルーツ 100g 4,000ドン-1万ドン(約20-50円)
ケオ・サップ・コム(ベトナムの伝統的なお菓子)12枚入り 1.5万ドン(約70円)
高級チョコレート Pheva(人気ブランド) 12枚入り 8万ドン(約400円)
かごバック 8万ドン-40万ドン(約400-2,000円)
ベトナムサンダル 5万ドン-12万ドン(約250-600円)
陶器のコーヒーカップ 4万ドン-6万ドン(約200-300円)

ベトナム旅行にかかる費用まとめ

いかがだったでしょうか。ベトナム旅行にかかる費用をいくつかの項目に分けて解説致しました。日本人の口に合いやすいベトナム料理と物価の安さでアジアの国の中でもベトナムは旅行しやすい国と言えそうです。

また北のハノイと南のホーチミンは気温もさることながら文化や民族も雰囲気が違います。日程に余裕があれば北と南どちらもみておきたいところですね。

では最後にベトナム旅行における費用内訳をまとめてみましょう。

3泊4日でベトナムに旅行すると想定した際の一人当たりの費用

これまでの情報をまとめると個人旅行であまり贅沢をしない旅をするのならば8万円から10万円で3泊4日の旅行ができるでしょう。

項目 費用
飛行機代 約6.5万円〜(保険代含む)
食費 0.5万円〜
宿泊費 1.5万円(3泊) 〜
観光・お土産代費用 0.8万円 〜

このような内訳になります。これらは中級旅行者であればさらに値段を抑えることも可能だと思います。

また旅行経験がなくご自身でアレンジが難しいようならパッケージ旅行に申し込むのも良いでしょう。LCCを使った旅行パッケージであれば3.5万円から5.5万円くらいで安心して旅行することができるでしょう。

ただ、個人旅行と違い自由時間が少ない、スケジュールがタイト、集団行動が必要になるということは覚えておかなくてはいけません。

夏場のハイシーズンを避けてヨーロッパに旅行するのも旅費を節約できるコツです。また、ベトナムは雨季と乾季があり、乾季は雨が少なく旅行しやすくなります。

10月後半、11月、3月、4月がベストシーズンなのでこちらも覚えておきましょう。

旅費を貯めてぜひベトナム旅行に行こう

いかがだったでしょうか。ベトナム旅行に行く際に必要な費用についてまとめました。

ベトナム旅行にかかる費用は飛行機代を除けば、比較的費用面での心配は少なそうですね。
しかし全てを含めると6万円以上はかかってしまうのも事実。

余裕があれば問題ありませんが、貯蓄がない、家族旅行のように複数人で旅行を考えているのならばそれ相応の費用が必要ですね。

家計に余裕がないのであれば、家計の見直しや保険の契約のチェックをお金のプロに相談するのも1つの手です。

ファイナンシャルプランナーというお金の取り扱いのプロによる無料の相談も可能ですので一度申し込んでみることをおすすめします。

余裕のある家計でベトナム旅行を思う存分みなさま是非楽しんできてください。

 

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