専門家がネットがん保険の選び方を解説するとともにおすすめ商品をピックアップ

ネットで申込める「がん保険」の選び方
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ネットがん保険は、店頭に足を運ばなくても自宅で申し込みができる便利な商品です。ネットなら複数のがん保険の保障内容や保険料を比較して、自分に合ったものを選べます。

しかし、最近はネットがん保険の種類が増えてきたので、どれを選べばいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。そんな方のために、この記事ではネットがん保険の基礎知識や選び方、おすすめの商品について詳しく解説します。

この記事は、以下に当てはまる方におすすめの内容です。

  • ネットがん保険のことを詳しく知らない
  • ネットがん保険の選び方がわからない
  • おすすめのネットがん保険を知りたい

5分程度で読むことができ、ネットがん保険の加入を検討している方は、自分に最適なものを選べる可能性が高まりますので、ぜひ参考にしてください。

ネットがん保険とは?種類と保障内容

がん保険とは、がんにかかった時のお金を負担してくれる保険です。

ネットがん保険は保険会社や保険ショップで加入する普通のがん保険とは違い、インターネットで申し込み・加入をすることができます。

普通のがん保険は営業担当者が相談に乗ってくれますが、ネットがん保険は自分で保険商品や保障内容を決める必要があるため、保険に対しての知識がある程度は必要です。

まずは、ネットがん保険の基礎知識である「種類」と「保障内容」を分かりやすくご説明しますので、自分に合った保険を選ぶ際の参考にしてください。

定期型と終身型

ネットがん保険は大きく分けて「定期型」と「終身型」の2種類があります。両者の大きな違いは「保険期間」です。

定期型は加入している期間のみ保障が受けられるタイプで、保険期間が終わるたびに更新します。月々の保険料は終身型より低く設定されていますが、更新のたびに保険料が上がるのが一般的です。

終身型は保障が一生涯続くタイプの保険です。保険料は定期型より高く設定されているものの、更新がないため保険料は上がりません。

掛け捨てタイプと貯蓄タイプ

「掛け捨てタイプ」と「貯蓄タイプ」では保険料の返金の有無・保険料の金額に違いがあります。

掛け捨てタイプは、解約したり保険期間が終了したりしても、支払った保険料が返ってこない保険です。保険料には保障のみの費用が含まれており、貯蓄タイプに比べると保険料が割安というメリットがあります。

貯蓄タイプは、中途解約したときや満期を迎えたときには、支払った保険料に応じてお金が返ってくる保険です。保険機能と貯蓄機能の両方を備えているため、保障を得ながら貯蓄ができます。ただし、ネットがん保険は掛け捨てタイプが多く、貯蓄タイプは種類が少ないです。

定額給付型と実損補填型

定額給付型は、がんと診断されたら一時金100万円、入院や通院1日につき1万円など決まった額が支払われるタイプの保険です。

一方、実損補填型は、実際にかかった治療費を負担してくれるタイプの保険です。自由診療も支払い対象になるため、過不足なく保険金を受け取れます。ただし保険料が割高で、限度額が設定されていれば実際にかかった治療費よりも保障金額が少なくなることもあります。

知っておきたい7つの保障内容

ネットがん保険の基本的な保障内容は以下の7つを覚えておくとよいでしょう。

保障内容詳細
診断給付金初めてがんと診断されたときに50万~200万円ほどの範囲の一時金が支払われる。初回のみ支払われる保険と、再発や転移した場合に複数回支払われる保険がある。
入院給付金がんで入院した日数に応じて支払われる。「1日1万円」というように「入院日数×入院給付金日額」で計算するのが一般的。
手術給付金がんで手術をしたときに支払われる。1回につき10万円など定額でもらえるものと、入院給付金日額の10倍など倍率で計算されるものがある。

さらに商品によっては、次のような給付金を受け取れる場合もあります。

保障内容詳細
通院給付金がんで通院治療したときに支払われる。「通院日数×通院給付金日額」で計算されることが多い。5,000円~1万円の範囲が一般的。
先進医療給付金先進医療を受けたときに支払われる。かかった費用分の支払いとなるが、500万~2000万円程度の上限金額が設定されているのが一般的。
放射線治療給付金放射線治療を受けたときに支払われる。60日の間に1回、10万円など定額のものが多い。
抗がん剤・ホルモン剤治療給付金抗がん剤・ホルモン剤治療を受けたときに支払われる。1か月ごとに 10万円など定額制が多い。

ネットがん保険と普通のがん保険の違い

ネットで申し込みできるネットがん保険と、保険会社や保険ショップで加入できる普通のがん保険にはそれぞれメリットとデメリットがあります。

ネットがん保険のメリット・デメリット

メリットデメリット
・保険料が安い
・手軽に申し込める
・複数の保険を比較できる
・シンプルで分かりやすい商品が多い
・保険の知識が必要
・ニーズに合った商品が見つからない場合もある

ネットがん保険を選ぶ大きなメリットは「保険料が安い」「手軽に申し込める」「商品がわかりやすい」「複数の保険を比較できる」の4つです。

ネットがん保険は来店型保険ショップや訪問販売に比べて人件費を削減できるため、保険料が低めに設定されています。ネットからの申し込みがいつでも可能で、複数の会社の保険をじっくり比較検討できるという点も魅力的です。

また、保険に詳しくない人でも加入しやすいよう、商品内容がシンプルで分かりやすくなっています。中にはコールセンターで相談できる保険会社もあります。

普通のがん保険のメリット・デメリット

メリットデメリット
・窓口担当者が相談にのってくれる
・自分に合ったがん保険を選んでくれる
・アフターフォローが充実している
・店舗によっては1社しか取り扱いがない
・内容が分かりにくい

普通のがん保険は、営業担当者が相談にのってくれて、ニーズに合った保険を選んでくれます。加入後のアフターフォローも充実しているため、保険の見直しをしたいときや保険金を請求したいときも気軽に相談することができます。

ただし、人件費がかかるためネットがん保険より保険料が基本的に高くなります。また、対面による営業が苦手な方にとっては、その点もデメリットになります。

選び方の5つのポイント

ネットがん保険は種類が多く、どんな保険を選べばいいのか迷ってしまいますよね。ここではネットがん保険を選ぶときに押さえておきたい5つのポイントをご紹介します。

診断給付金と入院給付金はどちらにすべき?

ネットがん保険には、診断給付金がメインの保険と入院給付金がメインの保険があります。ネットがん保険以外の医療保険は入院給付金タイプが多いためなじみがある方も多いと思います。

入院給付金タイプは入院が長引いた場合にたくさんの保険金を受け取れるというメリットがあります。
しかし、近年はがん治療技術の進歩により、患者さんの入院日数はどんどん短くなっています。そのため、入院給付金タイプのネットがん保険では、十分な保障が得られなくなる可能性があります。これに対して、診断給付金タイプなら一時金として100万円程度のまとまったお金がもらえ、入院にかかる費用、減った分の収入、治療費など入院日数が少なくても治療に必要なお金を確保できます。

まとまったお金を一括で受け取りたい方は診断給付金タイプ、長引く入院に備えたい方は入院給付タイプがおすすめです。

上皮内新生物への保障をつけるか

がんの種類は大きく分けると「悪性新生物」と「上皮内新生物」の2種類があります。

悪性新生物は、転移のリスクがある一般的によくイメージされるがんです。上皮内新生物は、転移のリスクはほとんどないとされる軽度ながんです。

ネットがん保険には「悪性新生物と上皮内新生物に対して同等の保障がついたタイプ」と「上皮内新生物については半分保障もしくは保障されないタイプ」の保険があります。

保険料が上がりますが、手厚い保障がほしい方は同等の保障がついた保険がおすすめです。

先進医療給付金の有無

先進医療とは厚生労働省の認める高度な医療技術です。公的医療保険の適用対象外なので、技術費は全額自己負担となります。がんの治療では粒子線治療や陽子線治療が行われることがあり、費用は1回当たり200万~300万円と高額です。

先進医療給付金はオプションとしてつけても月々100円程度なので、万一のときを考えて受けられる医療の選択肢を増やしておきたい方は、先進医療給付金がもらえる保険を選ぶことをおすすめします。

放射線治療給付金や抗がん剤・ホルモン剤治療給付金は必要か?

がんの3大治療は「手術」「放射線治療」「抗がん剤・ホルモン剤治療」です。どのような治療を受けるかは、がんになってから医師と相談のうえ決めます。

放射線治療給付金は1回につき10万~30万円ほど支給されますが60日間で1回など上限が設定されていることが多いです。抗がん剤・ホルモン剤治療と同じく1か月で10万~30万円を支給としている保険もあります。

費用の心配をすることなく治療を受けるなら放射線治療給付金や抗がん剤・ホルモン剤治療給付金がもらえるネットがん保険がいいでしょう。

保険期間は定期か終身か

ネットがん保険の保険期間は定期型と終身型に分けられます。

定期型は終身型に比べて保険料が安いです。また、がんの治療技術はどんどん進歩しているので、時代に合わせて保険の見直しができるというメリットがあります。
ただし「更新のたびに保険料が上がり、80歳までしか更新できない」など年齢制限が設けられている保険もあるため、一生涯がんに備えたい方は保険料の上がらない終身型のほうが合っています。

ネットがん保険の申し込みの手順と注意点

ネットがん保険は保険会社のウェブサイトから申し込みをします。申し込みの手順と注意点を見ていきましょう。

申込の手順

加入したいネットがん保険が見つかったら、その商品の保険会社のウェブサイトに飛びます。そしてプランを選び、保険料の見積もりを出して内容を確認しましょう。

内容に問題がなければウェブサイトのフォームに従って住所や氏名、健康状態など必要事項を入力して申し込みます。その後、保険会社が告知内容をもとに審査を行います。審査に通ると保険会社から連絡があり、保険を契約したことを証明する「保険証券」が発行される仕組みです。

注意点

ネットがん保険は保障内容や保険期間、保障の範囲などをすべて自分で確認してから加入しなければいけません。加入前に注意事項をよく読み、納得したうえで申し込みをしてください。

入力ミスや告知内容に誤りがあった場合は、正しく契約できない恐れがあります。特に健康状態は正確に告知しないと告知義務違反とみなされ、契約自体が無効になってしまうこともあります。

店頭申し込みや訪問販売の際は、申し込み時に担当者が説明してくれたり、フォローしたりしてくれますが、ネット申し込みは自己責任となってしまうため十分注意しましょう。

ネットがん保険の口コミ・評判

ネットがん保険に加入するときに気になるのが口コミです。口コミや評判には、以下のような声があります。

「保険会社とのやり取りはメールが中心でした。手続き時に説明がうまくできずこちらの意図が相手に正しく伝わらなくて大変でした。結局疑問点は解決できましたが、ストレスに感じたことがありました」

「加入手続きはネットで完結しましたが、健康診断書は原本をPDFで送る必要があったので、手間がかかりました。混んでいる時期だったのか、書類提出後、契約が成立するまで2週間くらいかかりました」

ネットがん保険はメールや郵送でのやり取りがメインになるため、慣れていない方は負担に感じるかもしれません。しかし、ネット保険でもコールセンターで相談できる保険会社もあります。不明点があれば相談してみるといいでしょう。

ネットがん保険は自分に合ったものを選ぶのがおすすめ

ネットがん保険は種類や保障内容がシンプルで分かりやすいものが多く、保険料が安いのが特徴です。ネットから申し込みができるので、忙しくて店頭に足を運べないときや夜間でも手続きができます。

さらに複数の会社の保険を比較することも簡単で、自分に合った保険が見つかりやすいです。最近のネットがん保険は診断給付金や先進医療給付金、放射線治療給付金、抗がん剤・ホルモン剤治療給付金など、手厚い保障のついた保険がたくさんあります。

保障内容や注意事項をしっかり確認し、自分のニーズを満たしてくれるネットがん保険を探してみてください。

 

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