がん保険が人気の理由とは

がん保険が人気の理由とは
この記事はPRを含みます
本記事にはアフィリエイトプログラムを利用しての商品のご紹介が含まれます。本記事を経由しサービスのお申し込みや商品のご購入をした場合、サービスや商品の提供元の企業様より報酬を受け取る場合がございます。

医療保険に加入している人の中には、がん保険は必要ないと思っている方も多いのではないでしょうか。

しかし医療保険の加入者数は横ばいが続いている一方で、がん保険の加入者数は右肩上がりで増えている傾向にあります。

がんは日本人の2人に1人がかかると耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

がんの治療には他の病気と違い、経済的負担が大きくなってしまう傾向があります。このがんによる経済的リスクに備えるための保険ががん保険。

今回はがん保険をおすすめする理由を詳しくお伝えします。

右肩上がりで増えるがん保険の加入率

実はがん保険の加入率が右肩上がりで増えているってご存知ですか。

公益社団法人生命保険文化センターが行った平成28年度生活保障に関する調査によると、がん保険とがん特約の加入率は37.8%で、平成13年以降から増加傾向が続いています。

一方で医療保険の加入率は72.1%とがん保険に比べると加入率が高いですが、横ばいの状況が続いています。

なぜここ近年がん保険の加入率が増え続けているのでしょうか。

がん部位別の死亡例や医療費などを比較

がん保険の加入率が増え続けている理由を知るために、まずはがんの部位別の死亡数予測やがん罹患数予測などをみていきましょう。

がん部位別の死亡数やがん罹患数予測

国立がん研究センターが発表した2018年がん死亡数予測によると、約37万人(男性約22万人、女性約15万人)と2017年から約1100人増加しました。

また部位別の死亡数予測は、

  • 1位:肺  77,500人
  • 2位:大腸 53,500人
  • 3位:胃  45,900人
  • 4位:膵臓 34,900人
  • 5位:肝臓 27,000人

肺、大腸、胃、膵臓、肝臓の順に死亡者数多くなると予測されました。

また新たにがんになってしまうがん罹患数予測は、約101万例(男性約57万例、女性約43万例)と前年から若干減少してします。

部位別の罹患数予測は、

  • 1位:大腸  152,100人
  • 2位:胃   128,700人
  • 3位:肺   125,100人
  • 4位:乳房   86,500人
  • 5位:前立腺  27,000人

2017年から順位の変動はなく、大腸、胃、肺、乳房、前立腺の順でがんになってしまう人が多いと予測され、この傾向は今後も続くと考えられています。

この調査結果から、がんは決して自分には関係ない病気だとは言えません。

がんの医療費はどのくらい必要?

もしあなたががんにかかってしまった場合、治療費はどのくらい必要なのでしょうか。

がんの場合、病気の進行状況を示すステージによって治療方法や治療費が大きく変わります。

ステージは0からIVまであります。例えば大腸がんの場合

  • 0期:がんが粘膜内にとどまる
  • I期 :がんが固有筋層にとどまる
  • II期:がんが固有筋層の外まで浸潤している
  • III期:リンパ節移転がある
  • IV期:血行性転移(肝転移、肺転移)または腹膜播腫がある

また大腸がんの治療方法は内視鏡検査、手術、薬物療法、放射線治療などがあります。

どの治療方法を選択するかは、がんの進み具合や年齢などから総合的に判断します。

一般的に0期からII期まで比較的初期の段階でがんを切除できる場合は、内視鏡かもしくは手術によってがんを切除します、

もし切除できない場合は薬物療法や放射線治療を中心に行います。

大腸がんの初期の治療で行われる内視鏡手術(EMR)の場合、治療費の総額は約659,000円。

がんの病変を切除する結腸切除術の場合、治療費の総額は約1,446,000円です。

治療後は定期的検査を受けて経過観察を行うことで再発に備えます。

このようにがんは病状が進行していなくても、他の病気よりも医療費が高額で、かつ治療にも時間がかかってしまうことがわかります。

参考サイト:
https://ganjoho.jp/public/qa_links/brochure/cancer.html
https://www.ganchiryohi.com/cost/348

女性にもがん保険は人気?

女性特有のがんには、乳がん、子宮がん、子宮頸がんなどがあります。

特に乳がんは2018年のがん罹患数予測で86,500人と女性ではもっとも多い結果が出ています。

例えば乳がんで乳房を全部切除する乳房切除術を受けた場合に治療費の総額は、約793,000円。

また乳房の一部を切除し、再発防止のために放射線治療を行った場合の治療費の総額は約1,260,000円と高額。

また乳がんを切除し、乳房を元に戻したい場合はさらに乳房を再建するための手術費用が必要です。

乳がんや子宮がんは早期発見、早期治療により完治できるがんです。しかしがんを完全に治療し、もとの生活に戻るまで時間もお金もかかります。

また乳がんや子宮頸がんなどの女性特有のがんは30代後半から罹患率が高くなるため、がんになった時に経済的不安に備えてがん保険に加入する若い女性が増えている傾向にあります。

参考サイト:
https://www.ganchiryohi.com/cost/380

だからこそがん保険は必要

民間の保険会社で販売されているがん保険は、がんになった時の経済的リスクに備える保険です。

もし、あなたががんになってしまった場合、あなた自身やご家族にどのような経済リスクがあり、その経済的リスクに対してどう備えていけばいいかみていきましょう。

公的医療保険では足りない部分を補うがん保険

高額になってしまいがちながんの治療費ですが、がんの治療費の一部は公的医療保険の対象です。

もしがんの治療を受けた場合、公的医療保険に加入しているので医療費の自己負担額は3割です。

また高額療養費制度を利用することで、実際の自己負担額の1ヶ月の上限は9万円前後です。

そのためある程度預貯金がある場合、がん保険は必要ないと思われる方も多いかもしれません。

しかし先進医療の治療費や差額ベッド代などは公的医療保険の対象にならないものも多くあります。

そして公的医療保険の対象外のものは全て自己負担です。

また、がん治療のうち先進医療を用いた治療として一般的な、陽子線治療や重粒子線治療の治療費は約300万円前後。

先進医療は受けることができる病院が限られているため、近隣にそういった病院がなければ、遠方の病院へ入院しなければいけないため交通費が別途必要です。

これらの先進医療にかかる費用は全額自己負担です。

がんの治療方法には公的医療保険の対象のものや先進医療だけでなく、自由診療による治療も多く存在します。

もし温熱療法や免疫療法など自由診療による治療を受けようと考えた場合は、公的医療保険ではカバーできない可能性もあります。

また抗がん剤治療の影響によって髪が抜けてしまった場合のウィッグや医療用かつらの費用、緩和ケアの費用や乳がんの手術後の乳房再建術の費用などは公的医療保険の対象外です。

がんになってしまった場合、治療費以外にもお金がかかります。

例えば入院中であれば差額ベッド代、テレビカード代、日用品の購入費等です。ご家族がお見舞いや付き添いをする場合は交通費なども必要です。

小さなお子さんがいるご家庭の場合は、ベビーシッターの費用も必要になってくるでしょう。

抗がん剤治療で通院する場合は交通費も必要です。

このようにがんになってしまった場合は治療費以外にも想定外の費用がかかります。

がんの治療による収入減に備える

がんになってしまった場合の経済的リスクは治療費だけではありません。

厚生労働省の調査「がん患者の就労や就労支援に関する現状」にとると、有収入者のがん診断前後の収入変化では41%が収入減ったという結果となっています。

がんは抗がん剤治療による通院治療が長期間になってしまうこともあり、仕事に完全復帰するまで時間がかかることも多いようです。

特に家族の大黒柱のご主人ががんになってしまった場合、家計に大きな影響を与えてしまう可能性があるでしょう。

民間のがん保険の多くは、がんと診断された時に一時金としてまとまったお金を受け取れるので、がんによる一時的な収入減に備えることができます。

参考サイト:
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000043580.pdf

国立がん研究センターの「最新がん統計」によれば、日本人が生涯で何らかのがんに罹患する確率は男性で65.5%、女性は50.2%と、がんは2人に1人はかかる病気と言われています。

そのため誰にでもがんに罹患する可能性があります。

がんになってしまった場合、治療費の捻出と生活費が足りなくなってしまう経済的リスクがあります。

この2つの経済的な不安を抱えることなく、安心して治療をするためにがん保険は必要だと考える方が増えています。

出典:国立がん研究センター|最新がん統計|https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html

人気のがん保険は何が違う?

いざ、がん保険に加入しようと考えた時にどれを選んでいいか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

がん保険にはがんになった時の経済的リスクに備えるために医療保険とは違う特徴があります。

そこで次はがん保険と医療保険の違いと、がん保険を選ぶ時のポイントについて紹介します。

がん保険と医療保険の違いは?

一般的ながん保険は医療保険とは異なり、がんと診断された場合に診断給付金が支払われます。

診断給付金の使い道に制限がないため、公的医療保険の対象外となる治療費や生活費などに充てることが可能です。

一般的な医療保険は入院給付金の支給に上限日数がありますが、がん保険には日数の上限がない商品もあります。

そのため、もし転移や再発により入退院を繰り返したとしても治療に備えることが可能になります。

がん保険を選ぶ時のポイント

がん保険を選ぶ時に必ずチェックしたいポイントは診断給付金の支払い回数と、保障の範囲です。

ポイント①診断給付金の受け取り要件

がん保険の診断給付金は1回のみ支払われるタイプと何回でも繰り返し支払われるタイプの2種類があります。

1回のみのタイプは再発した場合に診断給付金が受け取れません。

一方で何回でも繰り返し保障するタイプは再発した場合でも診断給付金を受け取れます。

ただしがん保険の種類によっては一定期間経過後でないと受け取れないものや、診断確定及び入院した場合しか受け取れないなど、2回目の診断給付金の給付要件が異なります。

がんは再発、転移する可能性が高い病気です。

よりがんに対して手厚く備えたい場合は診断給付金が複数回受け取ることができるものがおすすめです。

ポイント②保障の範囲

がん保険の資料等を見ていると必ずといって上皮内新生物という言葉が出てきます。

上皮内新生物とはがん細胞が臓器の表面を覆っている上皮内にとどまっているものをいいます。

がん細胞が上皮と官室を隔てる膜(基底膜)を越えて浸潤した場合に一般的な「がん」になります。

がん保険によっては上皮内新生物に対しては保障されないもの、もしくは給付金が減額となるものがあります。

このようにがんの状態によって保障の範囲が異なるため、もしがんに対して手厚く備えたい場合は上皮内新生物に対しても給付金が支払われるものを選ぶと安心でしょう。

ポイント③通院保障の要件

以前はがんの治療と言えば入院と通院がセットになっていましたが、医療の進歩によって抗がん剤治療や放射線治療で治療し、入院が必要ないケースが増えてきました。

退院後の通院が給付金の支払い要件のがん保険の場合、入院せずに通院治療のみだと給付金を受け取ることができません。

今後、がん保険を選ぶ場合は入院を伴わない通院治療でも給付金を受け取れるものを選ぶといいでしょう。

がん保険は医療保険と同じく保障が手厚くなるほど、保険料が高くなってしまいます。

しかし医療保険とは違い、がんの罹患率は男性なら50代、女性なら30代後半から高くなるのに合わせて、保険料が設定されています。

もしがん保険に加入したいと考える場合は、なるべく若い時に加入することで保険料を安く抑えることができます。

医療保険とがん保険では保障内容がかぶる部分もあるため、医療保険の保障内容を確認した上で足りない部分をがん保険でカバーしていきましょう。

最後に~自分にぴったりのがん保険を選ぼう~

2人に1人がかかってしまうと言われているがん。

特に子供の教育費用や住宅ローンなど負担が増える40代や50代でがんになってしまうと、あなた自身だけでなく家族にも大きな経済的・精神的な負担をかけてしまいます。

がん保険はがんになってしまった時にあなたとあなたの家族を経済的リスクから守ってくれる保険です。

がん保険には色々なタイプの商品が揃っているため、どれを選んでいいか迷ってしまう時は、専門家に相談した上で自分にぴったりのがん保険を選びましょう。

 

本コンテンツは情報の提供を目的としており、保険加入その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。
保険商品のご検討にあたっては、「契約概要」「注意喚起情報」「ご契約のしおり」「約款」などを必ずご覧ください。
本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。
本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。
また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。
  • 無料電話相談はこちらから
    tel:0120-20-8000
  • 無料訪問相談はこちらから
    無料訪問相談

    webからは24時間365日受付中!