『お金・貯金がないから結婚できない』という方必見!

『お金・貯金がないから結婚できない』という方必見!

晩婚化の原因のひとつと言われているのが、「お金がないから結婚できない」というもの。確かに結婚するならお金はあったほうが良いでしょう。ただ、具体的にどの程度のお金が必要になるのか、ということを知らずにやみくもに「できない!」と不安に思うのは得策ではありません。
そこで今回は、結婚に必要な資金や出費の考えられる場面のほか、今すぐに始められるお金の貯め方などをご紹介します。

「お金がない」は結婚できない理由上位-なぜお金がない?

交際を続けているパートナーがいても結婚できない理由の上位に「お金がない」というものがあげられています。2013年度の『厚生労働白書』によれば、「適当なパートナーと巡り合った」と仮定したうえで、「1年以内に結婚することとなった場合、なにか障害になることはあるか」との質問に対し、男女ともに約4割もの人が「結婚資金」が障害になると回答しています。この結婚の障害となる理由の調査は1987年から続いていますが、結婚資金が障害になるとの答えはずっと首位を占めており、「お金がないから結婚できない」というのはどの時代においても共通の課題であることがうかがえます。

では、お金がない原因はなんなのでしょうか。もちろん、雇用形態や収入によるものもあるでしょう。ただ、同じだけの収入を得ている人が2人いて、貯蓄ができる人とできない人に分かれる場合には、貯蓄ができないのはお金の使い方に問題がある場合があります。

たとえば、1人暮らしの人の場合は収入に対する家賃の占める割合が高すぎる場合があったり、趣味または車やブランドアイテムなどの高額な買い物にお金をつぎ込んでしまったりして結果的にお金が残らず貯蓄できないということも。趣味を持つのはとても良いことですが、なかにはあまりに熱中しすぎて収入のほとんどをつぎ込んでしまう人もいるようです。

自分で得たお金を自由に使えることに慣れてしまっていると、結婚したあとに家族のためや生活のために趣味のお金を減らさなくてはならないことをストレスに感じてしまいます。結果、「お金がなくて結婚できない」と言って、結婚の話を避けて先延ばしにすることもあるようです。

いくらお金・貯金があれば結婚できる?男女での考え方

「お金がない」ことが結婚できない理由になっているということは、裏を返せば「お金があれば結婚したい」と考えている人もいるということではないでしょうか。では、どれくらいのお金・貯金があれば結婚しても良いと思えるのかという部分に着目してみましょう。

2016年度にマイナビニュースが行った「自分の貯蓄額がいくらあれば結婚できると思うか」とのアンケート調査によると、第1位は「いくらでも」(22.2%)、第2位「300万円」(17.2%)、第3位「500万円」(15.6%)との結果になっていました。

第1位が「いくらでも」となってはいますが、第2位と第3位を合わせると、約3割の人が結婚には300~500万円ほどの貯蓄が必要だと考えている様子が伺えます。

アンケートに答えた人の男女別にみる理由は?

アンケートに答えた人の理由を男女別にピックアップしてみましょう。
「いくらでも」と答えた男性には、「なんとかなると思う」や「双方の家や当事者同士が納得できるかどうかが重要」との理由が、一方の女性の理由には「これから貯めれば良い」や「実際に結婚できるかどうかと貯金額は関係ない」といったものがありました。

「300万円」・「500万円」と答えた男性の理由をみると、「新生活を迎えるのには最低限このくらい必要」や「住居の頭金にあてたい」、「仕事になにかあっても過ごせるように」などがあり、女性側の理由には「結婚式・ハネムーンを楽しみたい」、「なにかあったときにも生活していけるように」、「出産のときに仕事ができないことも考えて」といった意見がありました。

貯蓄の理由はなにかあったときに備えるため

アンケートの結果をみると、結婚するなら貯蓄が必要だと考えている人の貯蓄の理由は、男女ともに「なにかあったときに備えて」といった意見が多いのが印象的です。女性の場合には出産を意識している様子もうかがえました。結婚する相手との生活に支障をきたさないようにしたいという真剣な気持ちから、「結婚にはお金が必要」、「お金がないと結婚できない」との考えに至っている人もいるようです。

実際に結婚してからすぐにお金が必要になる場面はある?

では、実際に結婚するとなったらどれくらいのお金が必要になるのでしょうか。リクルートブライダル総研の『ゼクシィ結婚トレント調査2017(全国推計値)』によると、プロポーズから結納・指輪・結婚式・新婚旅行までを含めたお金は平均で約460万円とのこと。披露宴などの招待客のご祝儀の総額が平均で約230万円とのことなので、差し引きして230万円ほどは自分たちで用意しておかなければならないということです。

これに加えて、新婚の2人が新生活を始めるためのお金も用意しなくてはなりません。1人暮らしをしていてすでに家電がそろっていたり、どちらかの部屋に身を寄せたりできるなら費用をおさえることもできますが、最初から用意するといった場合にはそれなりの費用が必要です。

『ゼクシィ新生活準備調査 2016』によれば、家具・インテリア、家電製品などの購入にかかる費用は平均で約72万円。さらに、賃貸物件に入居する際の費用と引っ越し費用を合わせた平均額が26万円ほどとなっています。

これらの費用を足していくと、230万円(結婚式などの自分たちで用意する費用)+72万円(家具家電購入費用)+26万円(住居・引っ越し費用)=328万円ほどが必要となります。

また、なにかあったときのための予備費として50~100万円は手元に残るように貯蓄しておきたいところ。そうなると、結婚して新生活を始めるまでに必要な費用は378~428万円ほどということになります。

結婚費用は自分たちで用意できる?

なかなか高額な費用に思えて、結婚へのハードルが上った!やはり結婚なんてできないと感じる人もいるかもしれませんが、悲観的になる必要はありません。
すべてのカップルが自分たちだけの力で貯蓄しているわけではなく、多くのカップルが親または親族からの援助を受けていて、その平均金額は約195万円との調査結果もあります。もし、援助を受けることが可能なら自分たちで負担する金額を減らすことができるので、ありがたく受け取りましょう。

プロポーズの時点で必要なお金は一部

お金がないからプロポーズできない!と躊躇している人もいるかもしれませんが、プロポーズの時点で結婚に関わるすべてのお金が必要、ということではありません。プロポーズから結婚式を挙げて新居に引っ越しをするまでの費用の支払い時期を考えてみましょう。

プロポーズの時点で必要なのは婚約指輪などの費用のみ。その後、式場探しや両家の顔合わせをすませ、結婚式の会場を決めたら予約金10万円ほどでおさえますが、この顔合わせや式場の決定までは3カ月から6カ月かかったという人も。そして、最大の出費ともいえる結婚式会場への支払いは式の1カ月前~1週間前くらいというのが一般的です。

新居への引っ越しの時期をいつにするのかにもよりますが、お金が出ていく時期がばらばらになっていることがわかるのではないでしょうか。その都度の支払いができるだけの貯蓄の目途が立つならば、プロポーズの時点で完璧にお金を貯めていなくても結婚生活へ向けてスタートを切ることができそうです。

少額の結婚式という選択肢

最近では、お金がないことで結婚を諦めてほしくないとの思いから、いろいろな式場から少額で結婚式を挙げることができるプランが打ち出されており、新郎新婦2人だけの挙式なら10万円以下で実現できる場合もあります。

また、式場によってはシーズンオフに結婚式を挙げる場合の割引などが用意されていることもあるようです。上手に利用すれば結婚式の費用をリーズナブルにできますよ。なかには入籍を先に済ませて、割引のある時期まで待ってから挙式するカップルも。ニーズが多様化するなか、無理のない予算で結婚式を挙げる選択肢が広がってきているといえるでしょう。結婚できないと諦める前に、いろいろな情報を探ってみると良さそうです。

今すぐ始められる結婚に向けてお金を貯めるための方法

結婚の意思はあるのに、貯蓄が少ないというカップルも少数ではありません。その場合、結婚に向けて2人で協力してお金を貯めるのも楽しみのひとつと考えて貯蓄してみてはいかがでしょうか。2人で協力すれば、目的を共有できて励みにもなりますし、結婚後の家計のやりくりの練習にもなりそうですね。

実際、プロポーズから結婚式を挙げるまでに1年から1年半ほどの期間をかけるカップルが多く、その間にも貯蓄を増やすことは可能です。たとえば、毎月2人で「5万円ずつ」と決めてお金を貯めていけば1年間で120万円の貯蓄ができますよ。ボーナスを含めると、実際にはもっと多くの貯蓄が可能になるでしょう。

おすすめの貯蓄方法は「先取り貯め」

お金を貯める方法としておすすめなのは「先取り貯め」です。先取り貯めとは、給与が入ったらすぐに貯蓄用の別口座に移してお金を貯めていくという方法。職場によっては給与の振り込み先に複数の口座を指定できる場合があり、貯蓄用の口座を指定して天引きにしている人もいるようです。

わかってはいても、まとまったお金を残すのはなかなか難しくてできないもの。毎月コンスタントに目標額貯めていくためには、お金を残そうとするのではなく、先に取っておくほうが確実で安心です。

結婚が決まったら「家デート」で節約も有効

結婚することが決まったら、デートの場所を見直すのも節約方法のひとつ。カップル2人で外食するとなると高額な出費になりがちです。結婚することを決めたのを機会に外食を減らして家で食事をとるようにして節約すれば、浮いたお金を貯蓄にまわすことができるうえ、2人でいっしょに自炊することで結婚生活の練習にもなりますよ。

不用品を売るのも方法のひとつ

新居で2人暮らしを始めるとなると、部屋のスペースの関係などから自分の持ち物を減らす必要もでてきますが、ここにも貯蓄を増やすチャンスが。持ち物を減らす際に、不用品を販売できるネットオークションなどに出品してみると思わぬ値がつくこともあるようです。なかには過去に衝動買いしてしまった服やバッグなどを販売し、お金を得て貯蓄の足しにしたという人も。不用品を減らして貯蓄を増やせるなら一石二鳥ともいえるでしょう。自分に合ったやりかたで貯蓄を増やせるといいですね。

無駄な支出はない?お金のプロに家計の見直し・相談を!

貯蓄を考えるときには、「節約」を意識する人もいるでしょう。省エネに気をつけたり、食費を削ったり欲しいものを買うのを我慢したりするのもひとつの方法ですが、根本的なお金の支出を見直すと、隠れていた無駄な支出がわかってもっと良い改善策や打開策がみつかることもあります。

自分で家計を考えるのはもちろん大事ですが、人生の分岐点ともなる結婚を控えた時期なら、一度お金のプロであるファイナンシャル・プランナーに家計の見直しを依頼してみることをおすすめします。結婚する前は、自分の生活を見直しておくラストチャンス。いざ結婚生活が始まってから困ることのないように、独身のうちに自分の家計についてしっかり見直しておくと安心です。

また、自分だけでなく結婚相手と2人で相談してみるのもおすすめです。ファイナンシャル・プランナーなら独自のソフトを使って、実際に結婚してからの生活を具体的にシミュレーションしてくれます。新生活にどの程度のお金が必要になるのか、将来の住居はどうするのか、子どもの理想の人数や教育費などを細かく打ち込んでいき、ライフプランを目に見える形で打ち出してくれ、必要に応じてアドバイスを得られるので、結婚生活へのイメージがより鮮明なものになるでしょう。

まとめ:お金がない状態からでも結婚のスタートは切れる

人生のなかでも大きなイベントである結婚。真剣な気持ちがあるからこそ、「お金がないから結婚できない」と躊躇してしまうのかもしれません。しかし、納得のいくライフプランを立てるためにも、結婚に至るまでや結婚してからの生活に必要な費用について把握することが大事です。
必要なお金がわかれば2人で共通の目標に向かって貯蓄したり、お金の使い道について話し合ったりする時間も増えることでしょう。2人でお金について話し合うというのは、結婚生活への第一歩。心に決めたパートナーがいる人は結婚へのスタートを切ってみてはいかがでしょうか。

監修者
弁護士 石原 一樹
2013年ヤフー株式会社に入社。法務部等において、法令調査、契約書作成や子会社管理、役員会議事務局等の企業法務全般の業務に従事。2015年外資系法律事務所東京オフィスにて勤務し、同オフィスパートナーが独立し設立した窪田法律事務所に参画。 特許、商標等知的財産権に関する業務に加え、企業破産管財事件、契約書作成等の企業法務案件(係争案件・非係争案件)、刑事案件など幅広い業務に従事。2017年スタートアップ・ITベンチャー企業に特化したリーガルサービスを提供するSeven Rich法律事務所を設立。

 

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