台風の被害にも火災保険は適用される?知っておきたい補償内容を解説

火災保険で台風による被害が補償外のケースに注意!
この記事はPRを含みます
本記事にはアフィリエイトプログラムを利用しての商品のご紹介が含まれます。本記事を経由しサービスのお申し込みや商品のご購入をした場合、サービスや商品の提供元の企業様より報酬を受け取る場合がございます。

火災保険は、住宅などの建物が火事で損害を受けた場合に補償が受けられる保険商品という認識が強いですが、実は台風による被害を受けた場合も火災保険の補償対象になります。

読者
しかし、具体的にどのような被害であれば火災保険の補償対象として保険金が支払われるのでしょうか?

そこで今回は、火災保険は台風による被害をどこまで補償できるのかについて詳しく解説していきます。

ほけんのぜんぶ
火災保険に加入していて台風の被害を受けても、損保会社が指定する条件を満たしていなければ保険金が受け取れないケースがあります。

この記事は、次のような人におすすめの内容になっています。

この記事でわかること
  • 火災保険で台風の被害をどこまで補償できるか気になる人
  • 火災保険の補償対象外になるケースを知りたい人
  • 台風の被害を受けてから保険金がもらえるタイミングを把握したい人
ご自身やご家族にとって最適な保険選びをしたい方は、専門知識を持った「ほけんのぜんぶ」のプロに無料でご相談を! 無料保険相談おすすめランキング1位の「ほけんのぜんぶ」
\オンライン・訪問どちらも可能/
専門のFPに相談する
(無料)

この記事は5分程度で読めます。

台風による水災・風災・落雷の被害は火災保険で対応可能

台風により被害を受けた損害のうち、火災保険では以下に挙げる損害も補償対象となっています。

火災保険の補償対象
  • 水災
  • 風災
  • 落雷

では、「水災」「風災」「落雷」はそれぞれどのような損害のことをさすのか、具体的な被害例とともに確認していきましょう。

水災とは

水災とは?
水災とは、台風や暴風雨、豪雨などにより洪水、高潮、土砂崩れなどが原因となって受けた災害のことをいいます。

ほけんのぜんぶ
なお、台風だけでなく大雨による土砂崩れや落石なども水災に含まれます。

最近はゲリラ豪雨も多く発生しますが、都市部ではマンホールから水があふれ出すこともあり、水災の被害に遭うケースが増えています。

水災補償として認めてもらうためには、一般的に以下の基準を満たしている必要があります。

水災補償条件
  • 建物(または家財)の保険価格(※1)の30%以上の損害を受けた
  • 「床上浸水」または「地盤面(※2)から45センチメートル超の浸水」により損害を受けた
    ※1:保険価格とは、保険対象の評価額を金銭的に評価した金額のこと
    ※2:地盤面とは、建築物が周りの敷地と接する位置の平均の高さのこと

水災の被害例

水災の具体的な被害例として以下のものが挙げられます。

水災の被害例
  • 土砂崩れが起きて家の中に土砂が入り込んだ
  • 集中豪雨で雨漏りになり家具が使えなくなった
  • 大雨で自動車が水没した
  • ゲリラ豪雨の中で転倒しけがをしてしまった など

風災とは

風災とは?
風災とは、台風や旋風、竜巻、暴風などによって生じた損害のことをいいます。

日本は気候的に台風や暴風の被害に見舞われることが多く、強風で屋根や窓が破損してしまうケースがあります。

ほけんのぜんぶ
なお、暴風や強風で破損した部分から雨が吹き込んできた場合の被害は、水災でなく風災扱いとなります。

風災の被害例

風災の具体的な被害例として以下のものが挙げられます。

風災の被害例
  • 台風で屋根瓦が飛んで行ってしまった
  • 強風で飛んできたもので窓ガラスが割れた
  • 突風で自転車が倒れて壊れしまった
  • 突風でバランスを崩し転倒してけがをした など

落雷とは

落雷とは?
落雷により火災が発生した場合や屋根が破損した場合はもちろんのこと、過電流によってパソコンやテレビ、エアコンなどの電化製品に損害が出た場合も補償対象となります。

ただし、パソコン自体は補償対象となっても中のデータが破損した際の修復は補償対象外となります。

ほけんのぜんぶ
また、保険の対象が建物のみである場合、備え付けていない家電の損害は補償対象外となりますので注意が必要です。

読者
別途家財保険に加入している必要があるというわけですね。

落雷の被害例

落雷の具体的な被害例として以下のものが挙げられます。

落雷の被害例
  • 落雷により火災が発生した
  • 落雷により備え付けのエアコンが故障した
  • アンテナに落雷しテレビが故障した など
\オンライン・訪問どちらも可能/
専門のFPに相談する
(無料)

台風で壊れがちなカーポートやフェンスも補償対象?

結論から言えば、台風の影響でカーポートの屋根などが壊れた場合も火災保険が適用される場合があります

 注意

ただし、カーポートの一部が台風の影響で吹き飛ばされて、近隣の住民に被害を与えた場合は火災保険の適用範囲外になるので注意が必要です。

火災保険は、建物だけでなく敷地内にあるすべての箇所が対象の保険です。

ほけんのぜんぶ
家の周りにあるフェンスが台風の影響で倒壊したり、損傷したりした場合も火災保険が適用される可能性があります。

読者
「丈夫な素材で建物を建てたから火災保険に加入する必要はない」と思っていました。

カーポートやフェンスなども火災保険の補償対象になるので、もしものときのために加入を検討することをおすすめします。

\オンライン・訪問どちらも可能/
専門のFPに相談する
(無料)

要注意!火災保険の補償対象外となるケース

火災保険には、いくつか補償対象外となるケースがあります。

ほけんのぜんぶ
いざ保険金を請求した際に「それは補償対象外なので、保険金は出ません」といわれることがないように、しっかりと確認しておきましょう。

経年劣化により損害が発生した場合

建物は年数が経過するにつれて劣化老朽化していきますが、それが原因で損害を受けた場合は補償を受けることができません。

 注意

そのため、台風で雨漏りして建物の内部や家具家財が水濡れになっても、経年劣化が原因と判断されると補償対象外になってしまうこともあります。

経年劣化は致し方ないことではありますが、定期的なメンテナンスを行うことで補償を受けられる可能性がでてきます。

故意もしくは重大な過失、法令違反をしている

たとえ火災保険の補償となる損害を受けたとしても、それが契約者やその家族などの故意もしくは重大な過失によるものだと判断された場合や、法令に違反している場合には、補償の対象外となります。

ほけんのぜんぶ
火災保険を契約した際に「保険約款」を受け取ったと思いますが、そこには「免責事由」といって「保険会社が損害の補償義務を負わない」項目が記されています。
「故意」とはどういった状況でしょうか?
「故意」とは、契約者などが火災保険の対象となる損害がでることが予想できたにもかかわらず、注意を怠ったと判断されることをいいます。

また、「重大な過失」は判断が難しいケースがありますが、ほとんど「故意」に近いような行為による過失と考えるといいでしょう。

損害が免責額以下である場合

免責額についてはすでにご紹介しましたが、損害額が免責額以下である場合には保険金を受け取ることができず、自己負担で対応することになります。

 ポイント

免責額を設定することで火災保険料を安くすることができますが、実際に損害を受けた際に自己負担額が発生することを考慮することも大切です。

損害を受けてから保険金請求するまで3年以上経過している場合

火災保険の保険金を請求できるのは法律で3年と決められています。

読者
損害を受けてから3年以内に請求手続きをとらないと時効になってしまうんですね。

期限が決められている理由としては、損害を受けてから時間が経ってしまうと、「災害によって損害を受けたのかどうか」を見極めるのが難しくなるためです。

読者
劣化と区別がつかなくなってしまうということですね。

ほけんのぜんぶ
なお、保険会社によっては3年以外の年数に設定しているところもありますので、請求期限について不安な場合は確認することをおすすめします。

新築時に初期不良があった場合

そもそも新築した時点で初期不良があって損害が出た場合は、火災保険の補償対象外となります。
火災保険の補償対象となるのは「自然災害」なので、初期不良といった人為的なミスは対象外になるのです。

読者
では修理費は自己負担になるのでしょうか?

ほけんのぜんぶ
建築後10年以内であれば建築会社に修理をしてもらうことができます。

というのも、新築住宅には「瑕疵担保期間」を10年間つけることが義務付けられているので、住宅の引き渡しを受けてから10年以内なら、無料で修理をしてもらうことができるのです。

ほけんのぜんぶ

ほけんのぜんぶ
おすすめポイント
  1. 相談員のFP取得率100%※1
  2. 相談手数料完全無料
  3. 取扱保険会社数40社以上
  4. 47都道府県相談対応可
  5. 無料相談でお米や牛肉などのプレゼントがもらえる
ほけんのぜんぶは、子育て世代に選ばれている保険相談窓口です。子育て世代の相談件数は累計40,000件を超えており、ライフスタイルの変化に合わせたお金の相談ができます。
 ほけんのぜんぶの最大の特徴は、相談員のFP取得率が100%である点です。専門知識を持った相談員に対して、お金に関するさまざまな相談をまとめて行うことができます。
47都道府県に対応しているため、地域を問わず利用できる点も魅力。オンライン相談にも対応しており、仕事や子育てで忙しい方でもスキマ時間で利用可能です。
無料相談でお米やお肉などのプレゼントがもらえるため、将来に向けたお金の相談をしたい方は気軽に無料相談予約をしてみてはどうでしょうか。
取扱保険会社数40社以上
対応地域47都道府県
相談方法オンライン・訪問
キャンペーンあり
相談員の特徴350名以上のFPが在籍
\面談後に豪華プレゼント/
ほけんのぜんぶ
無料保険相談はこちら
※1 当社から訪問する入社1年以上のプランナーが対象

マネーアドバンス

マネアド
おすすめポイント
  1. FP取得率100%※1
  2. 相談料0円
  3. 相談実績10万件以上!
  4. 350名以上のFP在籍
  5. 無料相談でお米や牛肉などのプレゼントがもらえる
マネーアドバンスは、在籍350名のFPに家計や将来のお金に関する相談ができる無料保険相談サービスです。10万件を超える豊富な相談実績があり、安心して利用できる保険相談窓口です。
 気軽な相談からじっくりと時間をかけた相談まで幅広く対応してくれる点もポイントです。何度でも無料で相談できるため、お金に関する悩みはまとめて解消できます。
無料相談予約は24時間365日可能。オンラインで気軽に相談できるため、都合の良い日時を見つけてお金の相談ができる点は大きなメリットです。
無料相談でお米や牛肉、有名ブランドのハンドクリームなど豪華なプレゼントがもらえる点も大きな魅力ですね。
取扱保険会社数40社以上
対応地域47都道府県
相談方法オンライン・訪問
キャンペーンあり
相談員の特徴350名以上のFPが在籍
\面談後に豪華プレゼント/
マネーアドバンス
無料保険相談はこちら
※1 当社から訪問する入社1年以上のプランナーが対象

マネードクター

マネードクター
おすすめポイント
  1. 相談料無料
  2. 提携保険会社数40社以上
  3. 年間20万件以上の相談実績
  4. 電話・フォームで予約可能
  5. 全国に145拠点
マネードクターは全国に145拠点を持つ保険相談窓口です。提携41社の保険会社から最適なプランを提供してくれます。
 相談実績は年間20万件以上あり、初めて保険選びをする方でも安心して利用できる保険相談サービスです。
マネードクターは、ライフプラン表の作成から資産形成のアドバイスまで幅広くサービスを展開しています。
将来に向けた資産に不安を覚えている方は、老後資金や相続といった終活に関する相談も行えますよ。
取扱保険会社数41社
対応地域全国
相談方法オンライン・訪問
キャンペーンあり
相談員の特徴全国約2,200名のFPが在籍

保険金の支払いはいつ・いくらもえらえるの?

台風の影響を受けた場合、保険金はどのタイミングでどれくらいもらえるのでしょうか?
火災保険の保険金は、台風の被害を受けた直後にもらえるわけではありません

ほけんのぜんぶ
火災保険に加入している建物が台風の被害を受けた場合、保険金の支払いは保険会社に損害状況を報告した後になります。

読者
火災保険の保険金はすぐにもらえないと覚えておかねばなりませんね。

建物の台風の被害を受けてから、火災保険の保険金が支払われるまでの一般的な流れは次の通りです。

  1. 火災保険の補償範囲内の事故発生
  2. 保険会社(もしくは契約中の保険代理店)に事故発生の連絡
  3. 保険金請求資料の作成(被害箇所の写真などが必要)
  4. 保険金請求資料の提出
  5. 火災保険の保険金額の通知
  6.  火災保険金の受け取り

    火災保険の保険金が支払われるのは、原則、請求手続きが完了してから30日以内と定められています。

     注意

    しかし、台風によって建物にどの程度の被害が出たのか、正確に確認するために調査を実施する場合もあるため、そうした場合は、例外的に火災保険の支払いが30日以上かかることがあります。

    台風の被害を受けた後の火災保険の請求はすぐにするようにと言われるのは何故ですか?
    保険の請求権は3年で時効になるため、台風の被害を受けてから3年経って期限を過ぎてしまうと、せっかく火災保険をかけていて補償の適用範囲内であっても保険金を受け取れないので注意が必要です。

    また、台風の影響で火災保険がおりる場合に、どれくらい保険金がもらえるのか気になる人も多いでしょう。

    台風の被害に対して火災保険の保険金がいくら出るかは、契約している火災保険の商品内容によるため一概に指摘できません。

    ほけんのぜんぶ
    火災保険料が同じであっても補償内容は同様でないことが多いので、火災保険を新たに契約したり、見直したりするタイミングで補償範囲と保険金の金額をしっかり確認することが大切です。

    台風の被害を受けて火災保険の支払い事由に該当する場合であっても、商品概要に記載されている保険金を満額もらえるとは限りません。

    火災保険の補償金額はあくまでも保険金の支払い上限であり、台風によって受けた被害の損害額に対して火災保険の保険金は支払われる仕組みです。

    たとえ、火災保険の補償金額が台風の損害額を超過していても、損害額を上回る保険金を受け取れるわけではないことを覚えておきましょう。

    \オンライン・訪問どちらも可能/
    専門のFPに相談する
    (無料)

    適切な火災保険は保のプロに相談が必須

    建物が台風の被害を受けた場合であっても火災保険は適用されますが、建物ごとに適切な火災保険は異なります。

     注意

    将来のリスクに備えて補償を手厚くしたいと考える人もいますが、必要以上に補償内容を充実させたり、無駄な特約を付けたりすると火災保険料が高額になってしまいます。

    読者
    保険会社各社から火災保険に関するいろいろな情報が提供されていますが、火災保険の知識がないので火災や台風などの被害を考えて適切な火災保険を選ぶのはなかなか難しいです。

    知識がない中で火災保険に加入すると、将来のリスクに十分に備えられない可能性があります。

    ほけんのぜんぶ
    むやみに火災保険に加入するのではなく、保険のプロに見積もりを依頼することをおすすめします。
    \オンライン・訪問どちらも可能/
    専門のFPに相談する
    (無料)

    まとめ

    火災保険は火災だけでなく、台風などの災害によって受けた被害も補償対象になる保険です。

    しかし、場合によっては台風の被害を受けても火災保険の適用外になるケースがあるので注意が必要です。

    また、火災保険の契約期間が長期になっていると、最新の火災保険の補償内容と異なる箇所が多い可能性があるので定期的に見直すことが大切です。

    ほけんのぜんぶ
    新しく火災保険に加入する人も、すでに火災保険に加入している人も、今回紹介した内容を参考にして火災保険について考えてみましょう。

    台風の被害に対してしっかり対策したい人は、早めに保険のプロに相談することをおすすめします。

     

    本コンテンツは情報の提供を目的としており、保険加入その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。
    保険商品のご検討にあたっては、「契約概要」「注意喚起情報」「ご契約のしおり」「約款」などを必ずご覧ください。
    本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。
    本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。
    また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。
    • 無料電話相談はこちらから
      tel:0120-20-8000
    • 無料訪問相談はこちらから
      無料訪問相談

      webからは24時間365日受付中!