もらえると嬉しい女性保険のお祝い金にはどんな種類がある?

もらえると嬉しい女性保険のお祝い金にはどんな種類がある?
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スマートフォンを操作していると、女性向けの保険で「5年ごとにボーナスがもらえる保険」といった商品の広告をよく見かけます。

思わずリンクをクリックしてしまうと、その先にはボーナスは自分へのご褒美として使えるだとか、子供の進学費用の足しにできるだとか、将来が楽しくなるような謳い文句がたくさん書かれています。

しかも女性だけの特典。
男性には加入できない保険となると、思わず「加入してもいいかな・・・?」と前向きな気持ちになります。

あわよくば、お金を受け取った時の使い道まで考えてしまいそうなくらい魅力的な「ボーナス付きの女性保険」、一体どんなものなのでしょうか?

その全貌を生命保険会社で勤務し、個人から法人まであらゆるお客様の相談にのってきた私が、くまなく解説いたします!

女性保険でよくあるお祝い金って何?

生命保険で保険金を貰う時とは、どんな時でしょうか?
病気で入院した、治療のため通院した、あるいは亡くなった時等が思いつきますね。

何もないと保険金を貰うことがないので、健康な人にとってみれば「お金を払っているだけで、何も残らない商品」にすぎません。

保険を「お金をドブに捨てているようなもの」と表現する場合もありますが、全くその通りで、保険料を支払っていて得られるものは安心感くらいで、形に見えるものは基本的にないのです。

せいぜい手元にあるのは、保険証券くらいでしょうか?

それでも今時の生命保険は無料で健康相談を受け付けるコールセンターを設置していますので、うまく使いこなせていれば大病をしない人でも恩恵を受けることはできます。

ただ、それは自分が保険業界にいたからこそ家族の病気の時にそのサービスを思い出すだけで、もしかすると一般の方はそんなサービスのことも忘れて、医師に相談したり、公的サービスに相談したりしているのかもしれません。

生命保険のセールスが難しいと言われるのも、「形のない商品を販売する」という点にあります。
その点お祝い金付き女性保険は、一定の条件を満たせばお金を受け取ることができるので、セールスする代理店側も貯蓄性を武器にして売る等おすすめしやすい条件が重なっています。

それゆえ、今非常に人気が出てきています。
お祝い金は、○○円相当のものを貰う、とかではなく、本当に現金が貰えます。

(実際は振込み手続きになるので、現金書留が届くわけではないですよ)契約者も「長く続ければよいことがある」と分かっているので、保険を継続するモチベーションになります。

保険会社側も代理店側も、できればお客様には長く契約を継続して欲しいですから、定期的に給付金を支払うことで解約を阻止できるのであれば、願ったりかなったりです。

お祝い金を貰える保険は生存保険と似ている?

基本的な事項の確認ですが、保険には3種類あります。

①死亡保険
②生存保険
③生死混合保険

これは、保険金を支払うタイミングで分類したものです。

他にも加入する保険期間で定期保険と終身保険に分類する方法もありますが、祝い金付き女性保険を考えるのであれば、支払うタイミングで分類したもので分けると理解しやすいです。

まず①ですが、これは被保険者(保障の対象となる人)が亡くなった場合に保険金が支払われるものなので、漢字の通りです。

見ただけで、どんな種類のお金か分かりますね。
②は、一定期間生存していた場合にお金が支払われるものです。

お祝い金を貰える女性保険は、この生存給付金に近いものがあります。
生存給付金には、「所定の期間生存していた場合ボーナスを支払います」というパターンと、「所定の期間健康だった場合にボーナスを支払います」というパターンの2種類があります。

生存保険の良いところは、一定期間健康に過ごすことができたらお金を貰えるのでまったくの掛け捨てにはならない点です。銀行の利息が良くないので、同じお金を貯めておくなら保険をかけておこうという考えですね。

③は①と②をミックスしたもので、「所定の期間内に亡くなってしまった場合には死亡保険金を、所定の期間内に生存していた場合は生存保険金を支払います」といったものです。

商品名で言えば、養老保険というものがこれに該当します。
お祝い金付き女性保険の中にも、死亡保障が含まれているものがあります。
ですから、お祝い金付き女性保険の原点は②③の保険ということです。

お祝い金は何度でも払って貰えるの?

非常に魅力的なお祝い金ですが、これは契約期間中だったら何度でも受け取れるのでしょうか?
もし期間中に病気で保険金を受け取ってしまったらどうなるのでしょうか?

国内で販売されている3つのお祝い金付き女性保険を比較してみましょう。

S社

  • 3年ごとに生存給付金を給付する(7.5万円、10万円、15万円の3つのパターンから選択可能)
  • 保険期間15年で5回生存給付金が支給されるので、給付金総額は37.5万円~75万円
  • 入院の有無や回数に関係なく、生存給付金は支払い可能
  • 日帰り入院から保障可能で、三大疾病で入院した時は日数無制限で保障
    (一般的な病気は1回の入院で180日が限度、通算でも1,000日)
  • 先進医療特約付き

M社

  • 5年ごとに継続して10日以上の入院がなければ、最長90歳まで何度でも生存給付金が支払われる(5万円、10万円から選択可能)
  • がん、女性特有の病気、帝王切開等幅広い疾病保障がある
  • 女性疾病入院給付金で保障の上乗せが可能
  • 先進医療特約付き

A社

  • 健康を維持していれば3年ごとに5万円の健康祝い金が支払われる
  • 主契約は入院日額と手術給付金を受け取るかどうか決めるだけのシンプルなプラン
  • 特約で先進医療特約、災害入院時一時金特約、女性疾病入院給付金特約等を選べる
  • 60歳払い込み満了、65歳払い込み満了、終身払いを選択可能

保険期間内なら入院の有無関係なく何度でも給付金を支払う商品、短期間の入院であればカウント対象外として給付金を支払う商品、健康であった時のみ給付金を支払う商品、それぞれ違いましたね。

このように給付金を支払う条件もタイミングも異なるので、保険料だけで良し悪しを決められるものではありません。

給付金がいくら支払われるか、病気になっても支払われるかは気になるところですが、お祝い金付き女性保険は、そもそも医療保険についているオマケのようなものです。

入院、通院、手術の保障等もしっかりと選ぶ必要があります。
結論ですが、お祝い金を何度でも受け取ることは可能ということが分かりました。

しかし、病気になった場合は受け取れない、一定の年齢に達したら受け取れない等の条件がある。
それを覚えておきましょう。

お祝い金の種類

女性保険のお祝い金は、保険会社ごとに色々な名前で呼ばれます。
呼び方が様々なのは、保険業界全体で共通している名前がないからです。

「生存給付金」「健康祝い金」と呼ばれることもあれば、パンフレットや広告では分かりやすく「ボーナス」と表現されます。

先ほどから確認しているように、所定の期間生存していたという条件で支払われるのが「生存給付金」ですので、これは入院していようが通院していようが関係ありません。

逆に「健康祝い金」は所定の期間健康であったという条件で支払われるものですので、生きていればよいというものでもありません。

生存給付金よりは、貰う条件が厳しいですね。

お祝い金に税金はかかるの?

女性保険のお祝い金は、定期的にキャッシュバックされるのではなく、一定期間経過した後まとめて契約者に支払われます。

一度に受け取る金額が大きいので、もしかしたら税金がかかるの?と心配になりますよね。
嬉しいはずのボーナスも、税金で額が少なくなってしまっては嬉しさも半減してしまいます。

税金の仕組み上、お祝い金は「一時所得」に該当します。
労働の対価として得たお金でもなければ、相続で得たお金でもないお金が一時所得という扱いになります。

ですから、宝くじの賞金や懸賞であてたお金も一時所得の仲間です。
ただ、受け取った額が全て課税対象になるわけではありません。

計算式があるのです。

一時所得の金額=総収入金額-その収入を得るために支出した金額-特別控除額50万円

積立保険が満期になった、もしくは解約して高額の解約返戻金を受け取った、死亡保険金を受け取った、このようなお金は金額が大きいので課税対象になりますが、女性保険のお祝い金程度では税金のことは気にしなくて大丈夫です。

なお、お祝い金付き女性保険の主契約の方で入院給付金や手術給付金等で、高額のお金を手にしていたとしても、こちらは「不慮の事故や疾病により受け取れる給付金」のため、非課税です。

保険料が高ければ高いほど、満期に貰える額もどんどん高くなっていきますが、税金のことを考えると高ければ良いというものでもないと思ってしまいますね。

お祝い金特約の必要性

まとまったお金が貰えるうえに、税金もかからない、お得な点ばかりのお祝い金ですが、これは真に必要な特約と言ってよいのでしょうか?

注意したいのが、この2点です。

①お金が増えるわけではないこと

お祝い金付き女性保険は、学資保険のように将来に向けて運用する保険とは違います。
学資保険は、契約して間もない頃に解約すると圧倒的に赤字になりますが、長期間契約を続けることで、支払った保険料以上に満期返戻金が戻ってくる可能性がある点が人気です。

どれだけお金が戻ってくるか、得したかを返戻率という言葉で表現したりもしますね。
ですが、お祝い金付き女性保険は、このように返戻率とは全く関係ない商品です。

お祝い金で支払われるお金は、自分が月々に払っていた保険料そのもの。
毎月お祝い金で貰う分を余計に保険料として払って、時期が来たらそれを返してもらっているだけなのです。

お金が手元にあるとついつい使ってしまうから、保険会社に預けておくのも1つの手です。
「保険は四角、貯蓄は三角」という言葉があります。

500万円の保障が欲しい時、1度しか保険料を支払っていないタイミングでも、満期直前のタイミングでも、保険は常に500万円の保障を手に入れられます。

が、貯蓄は長い年月をかけて貯めていくしかないので、貯め始めた直後は1万円しかないけれど、貯め続けたら500万円を超えることもあるというわけです。

お祝い金が貰えるから絶対得をするとは言い切れませんが、かといって大幅な損をするわけではないと思います。

これは個人の好みによるところも大きいので、お祝い金の方が向いているなあと思う方は特約をつけて、特に魅力を感じない、自分でちゃんと貯蓄できるという方は特約がなくてもよいでしょう。

②お祝い金特約をつけられるタイミングは決まっている

この特約、契約者の希望で自由につけたり外したりするのが難しい特約です。
もし特約をつけるのであれば、契約の初めからつけておかねばならず、途中で解約することもできません。

ずっと健康体であるならこのお祝い金特約の保険料を支払うのはやぶさかではありませんが、問題は途中で入院等があった時です。

お祝い金が貰えるわけでもないのに、高い保険料を支払わなければいけないのです。
じゃあ契約をやめようかと思っても、先ほど説明したように、この特約だけを解約することはできません。

他の契約に切り替えようと思っても、契約年齢が上がっていて切り替えるメリットも特にない・・・。
こうなると八方塞がりです。

このデメリットを十分理解できている人が、お祝い金特約をつけるべきだと思います。

保険のプロの中には、お祝い金特約を勧めず、もっと安い医療保険で契約するように勧める人もいます。
メリット、デメリットをきちんと説明してもらった上で、自分で判断することが大切です。

まとめ:お祝い金に気をとられて、保険料は二の次にならないか?

お祝い金付き特約をつけると、同じような保障でも一般の医療保険より保険料が高くなります。

一番勿体無いのは、将来のお祝い金を貰うことに気をとられ、目先の保険料が高すぎて支払えないと途中で女性保険自体を解約してしまうことです。

掛け捨ては途中で解約してもそれで終了だからあまり損はしませんが、多少なりとも貯蓄性のある保険は支払い損です。

契約するなら長く無理なく続けられるものを大前提とし、選んでください。

どのような女性保険を選べばよいか分からない場合は、FPなどのプロに相談すると、良いアドバイスが受けられると思います。

 

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