女性保険は積立型がおすすめ?選び方と注意点を徹底解説!

女性保険の中には、「積立型」と呼ばれる保険があり、掛け捨て型とは異なり、自分が支払った保険料が積み立てられて将来戻ってくる保険です。
つまり、積立型の女性保険は自分が支払った保険料が無駄になりにくい魅力的な保険ではあります。
今回は、積立型の女性保険について、基本的な保障内容から気を付けるべき注意点まで徹底解説します。
目次
積立型の女性保険とは?メリットとデメリット
積立型の女性保険にはどのような特徴があるのでしょうか。
基本的な保障構造と積立型ゆえのメリット・デメリットについて確認していきましょう。
医療保険に女性特有の保障が上乗せされている
そのため、乳がんや子宮がんといった女性特有の疾病だけでなく、一般的な疾病も保障対象となっています。
メリット:「生存給付金」や「解約返戻金」が受け取れる
積立型の女性保険は、保険料が掛け捨てではなく積立てられるので「貯蓄性がある」という特徴があります。
生存給付金(健康お祝い金)
入院の有無や回数にかかわらず、生存していれば受け取れる「生存給付金」や、3年や5年といった一定期間中に給付金の支払いがなかった場合に受け取れる「健康お祝い金」などがあります。
解約返戻金
せっかく加入した女性保険を、事情があって中途解約せざるを得ないこともあるでしょう。
掛け捨て型の医療保険は解約返戻金を受け取ることができませんが、積立て型の女性保険であれば中途解約をすると「解約返戻金」を受け取ることができます。
ただし、契約年数が浅いと解約返戻金がほとんど戻ってこないケースもあり、また、契約年数が長くても支払った保険料の全額が返ってくるわけではないのでご注意ください。
デメリット:保険料が割高になる
積立型の女性保険は、所定の条件を満たしたときに給付金や解約返戻金が受け取れるため、支払う保険料には「保障分」のほかにも「積立分」が含まれることになります。
掛け捨て型の医療保険の場合は、積立分がなく保障分のみの保険料となるため、保険料は安く抑えることができますが、積立型の女性保険の場合は積立分があるだけ保険料が割高になります。
女性保険はおすすめ?選び方ポイント【20代・30代】
女性保険は、女性特有の病気やがんに対して手厚い保障が用意されているので、できれば20代や30代といった若いうちに加入しておくことをおすすめします。
また、がん罹患率を見てみると、国立がん研究センター がん情報サービスによると、20代女性で1,000人あたり3.3人、30代女性で1,000人あたり38人の方が乳がんに罹患しているという結果が出ています。
確率的には低いとはいえ、罹患する可能性はゼロではないことがわかります。
女性保険をはじめ生命保険は、一度病気やがんに罹患してしまうと新規加入することが難しいので、できるだけ若く健康なうちに加入しておくことが大切なのです。
そこで、20代・30代の方が女性保険を選ぶ際のポイントをご紹介していきます。
※参考:国立がん研究センター がん情報サービス「がん登録・統計」(2015年)
目的に合わせて保障期間を選ぶ
女性保険の保障期間には、一生涯の保障が得られる「終身型」と、一定期間のみの保障となる「定期型」とがあります。
女性保険に加入する目的が妊娠や出産へのリスクである場合には、40歳くらいまでは手厚い保障が必要になるため、定期型でカバーすることができるでしょう。
一方、女性特有のがんに備えたいという場合は、がん罹患リスクは高齢になるほど高くなるため、終身型で備えておくと安心です。
ちなみに、定期型よりも終身型のほうが保険料が高くなりますが、20代や30代といった若いうちに加入すると保険料は安く済むことが多いです。
保障内容は十分にカバーされているか
女性保険のメインとなる保障は、主に次の3つです。
- 病気やけがで入院したときの給付金
- 女性特有の病気で入院したときの上乗せ給付金
- 手術を受けたときの給付金
たとえば、一般の病気やけがで入院したときの入院給付金を5,000円、女性特有の病気で入院したときの給付金を5,000円で契約した場合、女性特有の病気で入院した際に合計10,000円の入院給付金が受け取れるといった商品が多いです。
また、ひとことで「女性特有の病気」といっても、その範囲は保険会社ごとに異なりまので、ご自身で保障を付けたい内容が網羅されているかどうかも必ず確認しましょう。
たとえば、女性が罹患することが多い甲状腺障害ですが、保険会社によって保障される商品もあれば対象外となる商品もあります。また、自然分娩は一般的に保障対象外となりますが、中には保障対象になっている商品もあります。
三大疾病や先進保障の有無
女性保険は、一般の病気やけがに加えて女性特有の病気を保障範囲としていますが、さらに充実した保障を付けるのなら、三大疾病保障や先進医療保障がついているといざというときにも安心です。
三大疾病保障はがん、脳卒中、急性心筋梗塞に罹患した際に保障を受けられますが、女性もこれらの疾病に罹患する可能性はあります。
また、がん治療などでは先進医療を受けるケースがありますが、先進医療は公的医療保険の適用外なので、原則として全額自己負担となります。
治療法によっては200万~300万円といった高額な治療費のかかるものもあることから、女性保険でカバーできると治療費を気にせずに治療に専念することができます。
積立型女性保険の注意点
メリットばかりが目立つ積立型女性保険ではありますが、いくつか注意すべきデメリットもあります。
- 保険料が高額
- 特約分の保険料は返ってこない
- ずっと加入し続けなければいけない
- 健康還付給付金を受け取った後は掛け捨てになる
一つずつ順を追って見ていきましょう。
保険料が高額
積立型女性保険の最大のデメリットは、保険料が高額という点です。
これは、医療保障に加え加入者に支給するための生存給付金(健康還付給付金)の用意をしなければいけないため、保険料がその分割高になっているのです。
保険料を支払えなくなり途中解約をすると、医療保障も貯蓄機能もなくなってしいます。
保険に加入したことが無駄にならないためにも、加入前にきちんと保険料を支払い続けられるのかよく確認することが必要です。
特約分の保険料は返ってこない
2つ目のデメリットは、特約に対して支払った保険料についてです。
積立型の女性保険では、健康還付給付金として戻ってくるのは主契約に対して支払った保険料のみとなっています。
ずっと加入をし続けなければいけない
3つ目のデメリットは、給付金を受け取るためには、一定の期間ずっと女性保険に加入し続けなくてはいけない点です。
生存給付金のように、3年や5年に1度支給されるのであれば、加入し続ける年数は少なくとも3年や5年で問題ありません。
しかし、健康還付給付金のように、60歳や70歳にならなければ給付金が支給されない場合には、長期間ずっと同じ女性保険に加入していなければいけないのです。
健康還付給付金がある積立型の女性保険に加入する際には、給付金を受け取れる年齢までずっと加入し続けて問題がないのか、将来のプランを考えたうえで判断しましょう。
健康還付給付金を受け取った後には掛け捨てに
最後のデメリットは、健康還付給付金を受け取った後、積立型の女性保険は掛け捨て型の女性保険に変わってしまう保険もあるという点です。
例えば、70歳で健康還付給付金を受け取った時、その後の女性保険は掛け捨て型になり、貯蓄機能は失われます。
ただし、生存給付金が支給されるタイプの積立型女性保険では、保険期間中であればその後何度も受け取ることが可能なタイプもあります。
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【結論】積立型と掛け捨ての女性保険で悩んだら
積立型女性保険のメリットだけでなくデメリットも確認してみると、
と思い始めた方もいるかもしれませんね。
積立型は保険料が戻ってくる点が魅力ではあるものの、月々の保険料負担が大きくなってしまう点がネックです。
家計に余裕のある人には向いていますが、子どもが生まれたばかりなどなるべく保険料を抑えたい人などは適していません。
また、保険料の支払いについては、今現在だけではなく将来的にも支払い続けられるか、という点がポイントになります。
この点は、自分1人ではなかなか判断することが難しいでしょう。
現在の給料や支出状況、仕事の状況やライフプランから将来のキャッシュフローを想定し、この先もきちんと保険料を支払っていける、自分に適した女性保険を選びだしてくれるはずです。
保険商品のご検討にあたっては、「契約概要」「注意喚起情報」「ご契約のしおり」「約款」などを必ずご覧ください。
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