なぜローンの審査に落ちるのか理由を解説

ローンが組めない理由とは?審査に落ちてしまう条件

人生において、ローンを利用したい機会はたくさんあるものです。

たとえば家を購入するときには住宅ローンを利用しますし、車のローンや教育ローン、携帯の分割審査などを利用する機会もあるでしょう。ときには生活費や遊興費などのためにクレジットカードでキャッシングするかもしれません。

しかし、ローンを利用するには「審査」があり、通らないと借入ができません。ローン審査に通らない原因としてはどのようなことが考えられるのでしょうか?

今回は、ローンを組めない理由やパターン、利用するための対処方法をご紹介します。

ローンが組めない理由①:信用情報に問題がある

信用情報には、本人情報、返済状況、契約内容など信用取引に関連した情報が登録されており、過去の金融トラブルなどの記録があると、どこの金融機関に借入を申し込んでも審査に落ちる可能性があります。

個人信用情報とは、日本人1人1人のローン、クレジット利用状況に関する情報のこと。政府が指定する3つの「信用情報機関」(JICC、CIC、JBA)で管理されています。

サラ金、クレジットカード会社などの貸金業者や銀行は、それぞれが信用情報機関に加盟しており、ローンクレジットの申込みを受けると、指定信用情報機関を参照して、問題がないかを調べます。そこで支払い能力に問題があることが分かれば、審査に落とすという仕組みです。

総額の借入が多い場合

貸金業法には返済できない人を減らすための規制として、借金の総量規制というものがあります。過去にサラ金、クレジットカードを利用しすぎて多くの多重債務者が発生したことを反省し、個人が利用できる借金額に「借入件数全ての金額を総合して、年収の3分の1までしかお金を貸してはいけない」という利用限度額を課したもののことです。

個人信用情報を参照して、借入額が既に3分の1やそれ以上になっている場合や、借入希望額が年収の3分の1を越える場合、ローン審査に申し込んでも審査の段階で落とされます。

マイカーローン、住宅ローンなどの目的ローンは借金の総量規制からは除外されていますが、現時点での借入額が多すぎると返済がスムーズにできない可能性が大きいと判断されてしまいます。一般的に考えて、収入を増やすのは簡単なことではありません。したがって、まずは借金の総額を減らすことが優先と考えられます。

ブラックリストに入っている

信用情報に「異動」の記載がある=ブラックリストに載っている人は即、審査落ちです。対処法としては、異動情報が消えるまで待つしかありません。ブラックリストに載る理由としては、以下が考えられます。

延滞遅延

「異動」はカードの支払い等の支払延滞が61日以上あると、個人信用情報に書き込まれる可能性があります。他の貸金業者や銀行で借金をして、返済が滞ったまま2ケ月ほど放置すると、個人信用情報に「延滞情報」が登録されるというわけです。

延滞情報があると、長期間返済しない悪質な債務者と判断されるため、どこの銀行でも貸金業者でも審査に落とされるようになります。

債務整理

過去に民事再生、自己破産、任意整理、特定調停、個人再生などの、法的な手続きを行って借金を減額したり、無しにする手段をとった場合、ブラックリストに記載されます。

貸金業者や銀行が、ローン申込みがあったときに個人信用情報を参照して、これらの情報を見つけると「過去に債務整理をして、貸倒損失を発生させた債務者」であることが判明するので、審査に落とします。

強制解約

クレジットカードの支払いを短期間で繰り返し延滞(1年に3度ほど)すると、カードが強制解約になり、ブラックリスト入りします。そして個人信用情報にも強制解約の情報が記録されます。この情報から返済能力のない人と判断されるため、以降の審査に通りにくくなるのです。

代位弁済

代位弁済とは、債務者に代わり、保証会社が借金の肩代わりをすること。銀行カードローンやその他銀行融資には保証会社がついていることが多く、返済が滞ると保証会社が銀行に代位弁済を行います。代位弁済が行われると個人信用情報に登録され、金融事故発生者としてブラックリストに載ります。

スーパーホワイト

借金を全くしたことがない人でも、「スーパーホワイト」と呼ばれる状態にあると審査に落とされることがあります。スーパーホワイトとは、信用情報機関にまったく過去の記録、履歴や情報(クレジットヒストリー)が載っていない人のこと。

あまりにも記録がないのは、何かあるのでは?と疑われてしまうのです。
10代などの若い人がスーパーホワイトなのは不自然ではないのですが、30代40代のスーパーホワイトは「過去に金融事故を起こしている?」と疑われ、審査に通りにくくなるケースがあります。

「スーパーホワイト=即落ち」というわけはありませんが、ブラックリスト入りの人が養子縁組をしてクレジットヒストリーを真っさらにするケースもあるので、金融機関によっては慎重に判断をしています。

審査が甘めのクレジットカードや、携帯電話分割払いなどで、クレジットヒストリーを2年ほど積み重ねるとローンを組みやすくなります。

ローンが組めない理由②:申し込みに問題がある

申込先の選び方や、書類の書き方などの単純なミスでローンが組めないケースも。この場合はローン会社を変えて申し込んだり、借入額を減らしたりすると審査が通りやすくなります。

記載情報に不備がある

書類に空欄がありすぎたり、字が汚すぎるということで落ちるケースも意外に多くあるようです。その他にもケアレスミスで住所や電話番号が間違っていると審査は通りません。

また、勤続年数や年収を水増し申告は信用情報を確認されればすぐにバレてしまうため包み隠さず記入してください。現在、他で借金がある人も、サバを読んだりせず正直に申告することが大切です。

スコアリングが低すぎる

申込者の属性情報(年収、勤続年数、住居形態、家族構成など)ごとに点数をつけ査定するスコアリングの点が低いと審査落ちします。配点が高い属性は「職業属性、年収、勤続年数、配偶者の有無」です。結婚や転職は簡単にできませんが、勤続年数に関しては時間の経過で誰でも高スコアを狙えます。

融資基準を満たしていない

個人信用情報にも問題が無く、借金の総量規制にも引っかからないのにローンを組めないケースがあります。事前審査では審査通過したのに、本審査では通らないような時、「融資基準を満たしていない」可能性が高いです。

どこの金融機関でも、ローン申込みを受けた際の融資基準というものを設けています。基準を満たしていない人は、返済能力に不安があると見なされ貸付ができません。

融資基準は借入先やローンの種類によっても異なりますが、大概の場合は次のようなことが重視されます。年収、勤続年数、職種、労働形態(正社員かアルバイトか派遣社員か)、借入時の年齢、完済時の年齢(住宅ローンなどの長期のローンでは重要)、家族構成、持ち家か賃貸か、などです。

融資基準は業者によって違うため、ある業者の融資基準を満たせない場合でも他の金融業者のローンであれば審査に通る可能性がありますし、融資基準を満たしてから再度申し込みをすれば、同じ業者でもローンを利用できる可能性があります。

短期間で複数申し込みをしている

ローンやクレジットカードを申し込むと信用情報に申込日が登録されますが、短期間に4回も5回も申し込んでいると、何か特殊な事情があり借り逃げするかもしれないと判断され、ブラックリストにのる可能性もあります。

申し込みに関する情報は6カ月で削除されるため、その後に再チャレンジして審査通過するケースもあります。

自分の信用情報を開示してローンが組めない原因を知る

ローンの審査に落ちても、その理由を教えてくれることはありません。しかし審査基準をある程度推測することは可能です。

まずは自分の信用情報を開示して確認すること。本人であれば500~1,000円ほどの費用で確認できます。

信用情報機関は国内には3社あり、役割が異なります。信販会社・クレジットカード会社系の信用情報機関CIC、主に消費者金融の情報を集める日本信用情報機関(JICC)、主に銀行の情報をあつめる全国銀行個人信用情報センター(JBA、KSC)です。

この中で、JBAは書類での開示請求しか行うことができません。一方、CICとJICCはネット上で信用情報開示報告書を確認することが可能です。手数料はかかりますが、気軽に自分の信用情報を確認することができるので、審査に落ちることが心配な人、審査に落ちてしまった人は、是非とも信用情報の本人開示を行ってみて下さい。

ローンが組めないのはいつまで?

ブラックリスト入りの場合

ブラックリストに載った状態になってしまうと永遠にローンが組めないわけではありません。

信用情報機関や金融機関などによって多少扱いが異なりますが、延滞遅延により異動という情報が付いてしまった場合、まずは延滞状態を解消することが必要です。滞納している借金を全額返済しないと、情報を消してもらえません。

そして解消=完済から5年間は情報が消えないと言われています。言い換えれば、5年経過すればブラックリストからは情報は消えることになります。気を付けたいのは、「異動が付いてから5年」ではないという点です。「完済」をしてから5年ですので、完済していない場合にはブラックリストからは消えないと思っておきましょう。

また、任意整理による異動の情報も5年間は残り、自己破産をした場合にも、当然その情報は信用情報機関に「異動」として記録されてしまいます。金融事故の中では自己破産が最も長期的にブラックリストに記載が残ります。信用情報機関によって期間は違いますが、一度自己破産を行うとその情報は5年~10年は消えません。

入額が多すぎるとき

借入額が多すぎて、借金の総量規制に引っかかっている場合には、3種類の対処方法があります。1つ目の方法は、借入額を減らすことです。

つまり、今ある借金を返済して、借金額が年収の3分の1以下になれば、借入可能額を増やしたり、枠が空いてローンを組める可能性があります。

もう1つは、収入を増やす方法です。借金の総量規制は年収の3分の1なので、収入が増えると自然に借入枠が大きくなり、以前と同じだけ借金をしていてもローンを借りられる可能性が高くなります。

また、規制に引っかかっている状態でも、銀行ローンであれば金利は消費者金融よりも高めの設定ですが、銀行や信用金庫などの金融機関のローンは、借金の総量規制の対象外のため利用できる可能性があります。

融資基準を満たしていないとき

貸金業者の融資基準を満たしていないときの対処法として、収入をアップさせることで審査通過率が高くなります。副業をしたり、より報酬の得られる仕事に転職したりするなどの方法が考えられるでしょう。

また、現時点でアルバイトやパート、派遣社員などの方は、正社員になることによって審査の評価を上げることが可能。一般的に、自営業者よりも正社員の方が審査に通りやすいです。

次に、ローン審査では、勤続年数を増やすのも効果的です。最低でも半年から1年程度は勤続年数がほしいところ。

もしも今、就職や転職をしたばかりで審査に落ちてしまうようであれば、しばらく勤続年数が経ってから再度申込みをすると良いでしょう。

スーパーホワイトが原因の場合

スーパーホワイトでローンを組めない場合には、まずは審査が甘く比較的作りやすいクレジットカードを作ってみるのがお勧めです。カード利用実績を作ると、スーパーホワイト状態が解消されて、他のローンも利用しやすくなります。

ローンの審査に落ちないためのポイント

ローンの審査に通るにはいくつかのポイントがあります。

まず、大事なのは申し込み条件を確認することです。学生や専業主婦(夫)、年金受給のみで生活している方も申し込めるローンもあれば申し込めないローンもあります。

また、勤続年や年収で制限をかける融資基準もあります。申し込み条件にかなっていなければ審査には通りませんので必ず確認してください。

また、申し込みをするときには、記載内容にはミスが内容に注意してください。会社や自宅の電話番号など数字を書く欄もミスをしないようにしましょう。審査の過程で大抵は、在籍確認や本人確認の電話がありますが、この時連絡が取れないと審査には通りません。

また、過去の借金情報や返済状況、収入についても噓いつわりなく確かな情報を記載するのがポイントです。

金融機関は、その人の信用性と返済能力を審査によって判断します。ですから、債務整理の記録や過度な延滞遅延記録が信用情報機関に載っていると借り入れはできません。

まとめ:まずは信用情報の確認と問題点の把握をすることが大切

金融会社が一番困るのは、お金が返ってこないことです。そのリスクを減らすために信用情報やスコアリングで審査します。

ローンが組めない人は、その原因を1つずつ改善することで審査通過が可能になるでしょう。審査に落ちるのには必ず原因があります。各金融機関共通してチェックする項目は信用情報です。審査に落ちないようにしたいのであれば、信用情報を確認し、問題点を把握しておきましょう。

また、自分一人では改善が難しい、という場合には、お金の専門家に相談すると良いでしょう。

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