投資で失敗する人と成功する人の特徴とは?初心者でも失敗せずに投資する方法

少額の株式投資や、資産運用で不動産投資を行う人が増えてきましたが、投資に失敗する人が多くいるのも現状です。
いったい投資に失敗する人と成功する人にはどのような違いがあるのか、どうすれば失敗せずにすむのか。株式投資と不動産投資に分けて、初心者でも失敗せずに投資に取り組めるコツをご紹介しています。
ぜひ参考にして、投資に挑戦してみてください。
目次
投資で失敗する人と成功する人の違い
投資をするなら損はしたくない、初心者の人はそう考えるのが当たり前。しかし、そこに投資で失敗する人と成功する人の大きな違いがあるのです。まずは、それぞれの特徴について見ていきましょう。
投資に成功する人の特徴
Rules・Goal・Patternの3つをおさえていることが、投資に成功する人の特徴です。
Rules
成功している投資家は、明確なマイルールを持っています。たとえば、初期投資はいくらくらいにするのか、損失を何%以内にするのか、大きなリスクを伴う投資はしないなどです。
投資初心者がいきなりマイルール決定することは、難しいもの。だからこそ、たくさんの書籍やサイトで十分に知識を増やし勉強することが大切なのです。
そして成功している投資家が必ず持っているルールが、損切りについてのルール。少しでも損をしたらすぐに売却することが、失敗しないコツと思っていませんか。
そして株価が上昇していたら、まだまだ上がるかもしれないから待ち続ける。これは運が良ければ大儲けできますが、暴落した場合大損をすることになります。
「10%変動したら、売却する」などルールを設けることが大切です。
Goal
投資家として収入を株や不動産で得る場合は別ですが、仕事を別に持つ人が投資を行う場合、目標や目的を持つべきです。「稼げるだけ稼ぐ」では、いつか大損してしまうことも。
教育資金を貯める、住宅ローンの返済に充てたい、老後資金の足しにするなど、明確な目標を持つことで、不必要な投資を避けることができるのです。
Pattern
こうやれば必ず勝てる、と決まったパターンがないのが投資の特徴です。成功している人は、自分自身を理解し、自分の必勝パターンを確立。
そして冷静に市場を観察しているものです。わずかな上がり下がりに一喜一憂するのではなく、自分のパターンに当てはめられるのが成功できる人の特徴と言えます。
投資に失敗する人の特徴
成功する人の特徴に当てはまらない人が、失敗する人とも言えますが、さらに掘り下げた特徴を見ていきます。
資金管理ができない
預金しているお金は運用する必要がなく、細かく管理する必要はありません。しかし投資に使っているお金は管理することが大切です。その資金管理ができていない人が、失敗している人にはたくさんいます。
資金を守るには、損失が運用資金の2%以下に収まるトレードをすることが大切、と多くの書籍で述べられています。資金管理ができず自分で把握できていない人は、一度冷静になり投資額を抑えることが大切です。
大儲けを狙う
投資をギャンブルと考えている人は、大儲けよりも大損しやすい傾向に。すぐに稼ぎたいから、大当たりしそうな投資をする。
当たれば大儲けですが、外れれば大損して失敗してしまいます。コツコツと計画できない人は、投資には向いていないようです。
目先の利益だけでなく、中長期的に見た利益も考える。失敗しないためには、経営と同じような考えが重要となってくるのです。
投資に成功する人と失敗する人の大きな違いは、描いているビジョン。失敗する人は明確な設定のない大きな利益を目指して、成功する人は明確な目標を持って、投資を行っているのです。
なんとなく話題だから、やってみよう!…そんな場合だと失敗する可能性も十分に高いことを肝に銘じておきましょう。
初心者でも失敗せずに投資を始める方法とは?
株式投資、不動産投資どちらにおいても、初心者が失敗せずに投資を始めるために大切なことは、よく勉強すること。
投資や周辺の知識が十分でないと、周りの情報に惑わされやすく失敗してしまいがちです。書籍やネットで多くの情報に触れることから、ますははじめてみましょう。
そして経験することも、大切です。不動産投資であれば、ある程度の高額から始めるしかありませんが、株式投資であれば少額から始めてみるのがポイント。
実際にやってみることで、自分が理解できていなかった箇所を知ることができ、勉強するべきポイントが絞られてきます。
投資をする上で必ず守りたいのが、「生活費には手をつけない」こと。これは投資を失敗したという問題だけでなく、いま送っている生活を脅かすことになってしまいます。
独り身の人であればすぐに立て直せるかもしれませんが、家族がいる人にはハイリスク。あくまで余力のあるお金で投資を行うことを心掛けることが大切です。
それでは具体的に、株式投資と不動産投資に分けて、投資に失敗しないための注意点をご紹介していきます。
株式投資で失敗しないための注意点
いまは少額からできる種類の株式が増え、誰でも気軽にチャレンジすることができるようになりました。その分、知識があまりないまま投資を行っている人がたくさんいるのも現状です。
投資をはじめた人の多くが投資により資産が減り、株式投資を辞めているそう。はじめやすく、やめやすい。これが株式投資のメリットと言えます。
でもできれば、失敗せずに成功したい!そう願うなら、注意しておくべきポイントは、4つ。詳しく解説していきます。
一度にまとめ買いしない
良い株式だと思うと、ついつい大金をかけたくなります。だからといって、一度にまとめ買いするのは禁物。特に退職金が入るなど、まとまったお金が手元にあることから投資を始める人は、注意が必要です。
同時期にまとめて投資するのではなく、タイミングを分け、資金を分散させるようにすると、大きな失敗をするリスクが低く安心できます。
手数料を確認する
株式の取引では、自分の手元にすべての儲けが入ってくるわけではありません。株式を購入するにも売却するにも手数料が必要となります。
さらに保有しているだけでも、手数料は必要なことも。ただ手数料は一律ではありません。証券会社によって、手数料に違いがあるのです。
一般的に取引手数料が低いのは、ネット証券。大手証券会社は高いと言われています。
しかしネット証券は自分ですべてを判断しなければならない、大手証券会社では営業マンがサポートしてくれるといったメリットやデメリットがあるのです。
手数料の確認に加え、サポート内容も比較するようにしましょう。
儲けが出たすぐ後に次の取引をしない
パチンコやカジノでもビギナーズラックという言葉があるように、株でも初心者がはじめから、大きな儲けを出すことがあります。一度成功すると、「次もいけるかも」と思いがちです。
そして入ってきた大金を元本に、さらにリスクの高い商品に挑戦したくなることも。儲けが出たあとは、一度冷静になるまで取引を待つことが失敗を避けるためには大切。
そして儲けが出た場合、儲けはどうするのかを事前に決めておくことも重要です。投資に成功している人は明確な目的を持っている、とご紹介しましたよね。
思わぬ大金が手元に入ってきたときには、どうするのか。夢のようですが、しっかりと計画しておくと、失敗せずにすむのです。
情報の信頼性を確認する
ネット社会である現代は、あらゆる情報で溢れています。ネット検索すれば分からないことはないのではないか、というほどの情報量です。
しかし信憑性高い情報は少ないのが現実。特に株式の世界においては、株価を操るために情報を操作する人もいるほど。
もちろん良いことではありませんが、そういった情報を信じてしまう人も多くいます。あらゆる情報を収集することは必要ですが、その信憑性を精査することも重要なのです。
不動産投資で失敗しないために気をつけること
不動産投資は株式投資よりも単価が高く、ハードルが高いかもしれません。しかし成功すると、安定した収入が得られる投資でもあります。
不動産投資で失敗しないために、気をつけておきたいポイントは、3つ。詳しく解説していきます。
ローンを組めるだけの安定した収入がある
何千万という資金が必要になる不動産投資においては、ローンを組むことがほとんど。銀行にローンを組んでもらえるかどうかは、安定した収入がポイントです。
転職を繰り返している場合ではいま高収入であったとしても、この先の収入が不安定と判断されローンが組めないことも。
不動産投資の経験を積んで、ある程度の稼ぎを不動産で得られるとなれば、それ一本に絞るのも良いでしょう、しかし個人で不動産投資をはじめる場合には、不動産以外の収入で生活できることが大前提なのです。
信頼できる不動産会社を見つける
個人投資家がいきなり一人で不動産投資をはじめるのは、至難の業。情報量も知識も、不動産会社の人々に大負けします。
いきなりお得な物件がないかを探すよりも、信頼できる不動産会社探しが先決。不動産会社の営業マンのなかには、利益がほとんど出ないような物件をすすめてくる者もいます。
そういった不動産会社に当たらないために、複数の不動産会社と面談するようにしましょう。何人かと直接のやり取りを通して、自分の考えに合う人をまずは見つけることを初心者は行うべきです。
でもネットには情報が溢れているから、「優良物件を自分でも探せそう」と思うかもしれません。たしかにネット上には、たくさんの優良物件が溢れています。
そしてチェックしている人も大勢いるのです。ネットにある優良物件は、競争が激しい。そのことを忘れてはいけません。一方不動産会社には、市場に出回っていないような優良物件が隠れています。
レアな情報を教えてくれるように、不動産会社と密に連絡を取ることが重要です。
キャッシュフローをシミュレーションする
キャッシュフローとは、手残り額のこと。不動産投資には、ローン返済以外にも税金や修繕費などの経費が必要となります。
家賃収入からそれらの必要支出を引いた額が、キャッシュフロー。キャッシュフローをシミュレーションできていないと、赤字ではないのに不動産を所有していることが苦しくなってきてしまうのです。
想定するキャッシュフローは、空室率や利率によって大きく異なってきます。どれだけ厳しい条件でシミュレーションするかはあなた次第ですが、現実に近いものをシミュレーションできた人ほど、不動産投資で失敗しないと言えるでしょう。
キャッシュフローのシミュレーションは、1月・1年・5年・10年と異なるスパンで行う必要があります。毎月のシミュレーションが赤字。
それでは投資が成り立たないことは理解できるでしょう。しかし毎月黒字でも、10年スパンでのキャッシュフローが黒字になるかは分かりません。
修繕費にお金がかかり支出が増えたり、築年数が増すことで空室が出て収入が減ったりする可能性は大いにあります。そのようなシミュレーションを自分で行えることが失敗しないコツなのです。
投資で失敗したくないなら専門家に相談
いくつか書籍を読んだし、ネットで情報収集をしてみた。それでも、失敗しないか不安になる人はたくさんいます。そのような人たちは、どうしているのか。
多くの人が投資の知識を豊富に持つ、ファイナンシャルプランナーに相談しています。初心者だからこそ陥りやすい失敗についても、数多くの相談や経験から知っているのがファイナンシャルプランナーです。
株式投資においても、不動産投資においても、必ず失敗する原因は「情報が少ない」こと。普段別の仕事をしている人が、投資を専門としている人々に勝てるわけがありません。
その情報量を補ってくれるのが、専門家であるファイナンシャルプランナー。株式投資や不動産投資を取り扱う銀行や証券会社、不動産だけでなく、加入している保険会社にもたくさんのファイナンシャルプランナーがいます。
保険会社なら、資金運用だけでなく幅広いライフプランについての相談にも乗ってもらえるので、ぜひ一度相談窓口を利用してみるのも良いでしょう。
どんな小さなことであっても、一人でずっと悩んでいるなら、早めに相談してみるのがおすすめ。解決の糸口が見つかったり、違う視点からアドバイスがもらえたり。あなたにとってプラスになること間違いありません。
まとめ:投資で失敗しないためには、情報収集が肝心
挑戦したことがない人にとっては、難しいイメージが強いのが投資の世界。教育資金や老後の資金を少しでも増やすために、チャレンジしたいと思っているなら、まずは情報収集から始めてみましょう。
そして失敗したくないなら、ファイナンシャルプランナーなど専門家に相談してみてはいかがでしょうか。
保険商品のご検討にあたっては、「契約概要」「注意喚起情報」「ご契約のしおり」「約款」などを必ずご覧ください。
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