終活アドバイザーとは。仕事内容と資格取得までの費用や取得方法

終活アドバイザーとは。仕事内容と資格取得までの費用や取得方法
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最近のトレンドワードでもある終活。

年齢を問わず終活に興味がある方も多いのではないでしょうか。

とは言っても終活についてはなかなか一般の方は詳しく知る機会は少ないもの。

いざ終活を始めよう!と考えても何から手をつけて良いのかわからないですよね。

そんな時は終活アドバイザーに相談すると良いです。

終活アドバイザーは終活に関するプロフェッショナル。

そんな終活アドバイザーについて今回はお話をしていきます。

また終活に関する終活アドバイザー以外の資格についても解説しますので、終活アドバイザーを目指す方も是非参考にしてみてください。

終活アドバイザーとは

終活アドバイザーとは文字通り終活に関するアドバイスを送る専門職。

終活アドバイザー協会が認定している民間認定資格です。

よく終活カアドバイザーとともに耳にする資格に終活カウンセラーというものもありますが、こちらも終活カウンセラー協会が設けた民間認定資格でどちらも国家資格ではありません。

その他終活に関する資格

終活アドバイザーの他に終活カウンセラーをご紹介しましたが、実は終活の専門資格は他にもたくさんあります。

全てまとめると

  • 終活アドバイザー
  • 終活カウンセラー
  • 終活ライフケアプランナー
  • 終活マイスター
  • 終活診断士
  • 終活ガイド

これら全て民間団体が認定している民間資格です。

内容はどれもよく似ているので、どの資格がいいとは一概に言えませんが、資格を持って活動するとなると資格に知名度があった方が良いと個人的には思います。

終活系資格まとめ

資格名認定団体名費用など
終活アドバイザー終活アドバイザー協会45,000円(税込)
終活カウンセラー一般社団法人終活カウンセラー協会初級カウンセラー 9,970円(税込)
上級カウンセラー 39,960円(税込)
上級インストラクター 200,000円(税込)
終活ライフケアプランナーキャリアカレッジジャパン37,000円(税込)
終活マイスター一般社団法人日本終活マイスター協会18,000円(3年分一括)
終活診断士任意団体 日本終活士協会135,000円(税込)
月額会費 1,000円
5年ごと登録更新 8,000円
終活ガイド一般社団法人終活協議会5,000円(税込)

どちらかというとこれらの資格はそれのみで専門的な職業にするというよりかは、士業をはじめとした金融関係や医療関係、介護職関係の方がスキルの幅を広げる意味で取得するケースが多いようです。

とは言っても専門的に終活について勉強しているので、頼りになることに間違いはありません。

自分が終活アドバイザーの資格を取るにしても、終活に関してアドバイスをもらうにしてもこれからもっと需要が増えてきそうな専門知識であると言えるでしょう。

具体的な終活アドバイザーの仕事とは

では実際に終活アドバイザーの仕事の中身は何なのか見てみましょう。

終活アドバイザーの仕事内容を大きく分けると以下の3つに分類できます。

  • 終活アドバイザーとしての知識(遺言、保険、葬儀、お墓についてなど)をもとに終活を考えている人々にアドバイスを行う
  • 地域包括センターなどでのセミナー、終活への理解を広げる
  • 介護施設などでの終活活動の支援など

それぞれを見ていきましょう。

終活アドバイザーとしての知識(遺言、保険、葬儀、お墓についてなど)をもとに終活を考えている人々にアドバイスを行う

何と言っても終活アドバイザーのメインの仕事はこちら。

終活を深く知るものとして終活を考えている方に寄り添い、適切なアドバイスを送ります。

相談相手は関心の高さから年齢層は幅広いですが、やはり高齢者が多くなります。

終活ノート作成のアドバイス

相談内容は色々ですが最近では終活ノートに関しての相談も多いようです。

終活ノート(エンディングノートとも呼ばれる)作成のアドバイスを求められることも多いです。

終活ノートとは自分が死ぬ前に自分についての情報を記しておいて残された遺族などにきちんとした情報を残す目的で書かれる自分語りのノートです。

今までは自分の死後に家族に迷惑をかけないという少しネガティブな要素が強かった終活ノート。

しかし最近の終活への理解の深まりにより、どうやったら残りの人生を豊かに過ごせるかというポジティブなものに変わってきて人気が高まっています。

必要に応じた専門家へのコーディネート

終活といっても様々な要素があります。

終活希望者の相談を終活アドバイザーが受け、専門的な知識や経験をもとに相談者に専門家によるサポートが必要と判断した場合は専門職の紹介を行います。

具体的に言うと、生前分与を行いたい終活希望者が相談をしてきた場合であれば弁護士や行政書士などによるサポートを受けるべきとアドバイスを行い、実際に橋渡しを行います。

専門家と話す際に同席を行ったり、書類作成に立ち会ったりするケースもあるようです。

自治体などに同行し手続きのサポート

介護に関して介護保険課に行き自分で書類申請などを行わないといけないケースも多々あります。

終活アドバイザーは本来本人が一人で行わないといけない窓口での申請のサポートを行う事ができます。

相談者はやはり高齢の方も多いですが終活アドバイザーが窓口まで同行してくれるだけでも安心でき、スムーズに申請を済ます事が出来るので窓口に何度も通うことも減るでしょう。

それだけでも大きな手助けと言えそうですね。

それでは次に終活への理解を広げる動きにも触れておきましょう。

地域包括センターなどでのセミナー、終活への理解を広げる

地域包括センターのことをご存知ですか?

地域包括センターとは介護保険法により以下の目的で概ねですが中学校圏域ごとに配置されているセンターのことを指します。

市区町村により設置されるこのセンターでは保険士・社会福祉士・主任介護支援専門員などが配置されており、これらの専門家たちが地域住民の健康の保持や生活の安定のためにサポートを日々行なっています。

終活アドバイザーはこの地域包括支援センターにて終活に関わる様々なセミナーを開いて、理解を深める活動を行う事ができます。

またセミナーだけでなく終活の相談会も開いたりもします。

介護施設などでの終活活動の支援など

介護施設や老人ホームはもっとも終活が身近にある施設と言えるでしょう。

終活アドバイザーは介護施設や老人ホームに出向き、これからの余生を豊かに過ごしてもらえるよう、相談にのったり終活ノートを制作したりします。

これらの施設ではコミュニケーションを家族と取りづらかったりする高齢者の方も多いので終活アドバイザーが活躍する領域も広いようです。

終活の専門家である終活アドバイザー。どうすればなれる?

終活アドバイザーについて今まで詳しく見てきましたが、次は終活アドバイザーになるためにはどうすれば良いのかについて見ていきます。

先ずは終活アドバイザー講座を受講する

終活アドバイザーの学習はテキスト使い自宅で行います。

テキストはCMなどでも有名な通信学習のサービスを提供するユーキャンに申し込みます。

基本的に3冊のテキストがあり3ヶ月かけてしっかりと学習。

1冊終わるごとに、つまり一ヶ月ごとに添削課題があります。

3冊の内容をそれぞれ見ていくと

1冊目の内容は

  1. 終活の基本について
  2. 老前管理
  3. 財産管理
  4. 終活ノート作成

となっています。

2冊目は

  1. 社会保険制度の基礎知識
  2. 医療制度について
  3. 介護制度について
  4. ライフプラン設計について

最後3冊目は

  1. 死後の手続き
  2. 葬儀について
  3. 相続について
  4. 終活ノートの完成

となっています。

これらをしっかりと学習した後検定試験に臨むことになります。

終活アドバイザー検定資格

全てマークシート試験となっていて、上記添削課題を添えて提出します。
検定試験では60%以上の得点が合格に必要となります。

合格発表

上記のように試験にて60%以上の点数を取れば合格、それ以下なら不合格となります。

ただ講座を受け始めてから合否まで4ヶ月が標準学習期間となっていますが、受講開始後8ヶ月まではサポートがありますのでもし不合格になっても心配いりません。

合格するまで何度も再挑戦できるので学習サポートを受けながら合格に向けて学習を続けましょう。

最終的にはみなさん合格できるので合格率自体は100%と言われています。

気になる終活アドバイザーになるための費用とは

終活アドバイザーになるにはやく45,000円かかることになります。

内訳は

  • ユーキャンの「終活アドバイザー講座」受講費 35,000円
  • 終活アドバイザー協会への入会金 4,000円
  • 終活アドバイザー協会年会費 6,000円

これらは終活アドバイザーの資格を使って活動するには必須となっています。

終活アドバイザーの資格合格後、終活アドバイザー協会への会員登録をし、入会金と年会費の払い込みが完了後、終活アドバイザーの認定証が送られてきます。

会員登録をすると終活アドバイザー会員誌の購読と各種セミナーなどへの参加が優待料金で参加できる特典がついてきます。

まとめ

終活アドバイザーの仕事や資格取得までのプロセスを解説してきましたがいかがだったでしょうか。

終活アドバイザーはこれからの高齢化社会に本当に必要とされる資格であるのをわかっていただけたと思います。

終活をこれからやっていきたいと考えている方はぜひ終活アドバイザーにアドバイスを求めるのが良いでしょう。

さらにこれからどうやって自分の余生を豊かに過ごしていくかに悩んでいる際には相談することで何らかの形が見えてくることも期待できます。

また終活アドバイザーの資格を取得しようと考えている方は、ぜひチャレンジすることをおすすめ。

人の役に立つ知識であることは間違いないのはもちろん、資格を勉強することにより自分たちのライフプランを見直すこともできるでしょう。

これら終活にまつわることだけではなく、資産運用や保険の見直しなどは人生において大事な要素。

病気になってから、トラブルが起きてから動くのではなく余裕があるうちに色々と見直しをしたり準備をしておくのが良いです。

保険の見直しや資産運用はFP(ファイナンシャルプランナー)という資格を持つ人の専門分野。

こちらもぜひプロに相談して見ましょう。

 

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