終活カウンセラーとはどういった職業?必要な資格は

終活カウンセラーとはどういった職業?必要な資格は
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自分も年齢を重ねてきて、両親も高齢。そういった方は特にきになるであろう「終活」

今回はこの「終活」についての専門知識を持つ終活カウンセラーという専門職について解説したいと思います。

人の人生には必ずやってくる「死」。これまでは自分が死ぬことや大切な家族が死んだ時に備えて準備などをすることは不謹慎とさえ捉えられていましたがもはやその概念は薄まりつつあります。

これからは終活を行うことで自分の人生を振り返り、余生をどう過ごすか、どう過ごしたいかを整理します。

さらに万が一自分が死んだ際に葬式や遺産相続などの煩雑な手続きや労力を必要とするものに対して残された家族がストレスなく終えられるよう準備しておく。

こういったことは非常に大事です。

そんな終活を始めたい、進めたいと思っている人の助けとなる終活カウンセラー。

早速見ていきましょう。

終活カウンセラーとは

終活カウンセラーとは終活に関する悩みや疑問に対してカウンセリングをする専門職。

終活カウンセラー協会が認定する民間認定資格となっています。

終活に関する資格は終活カウンセラー以外にもたくさんあるのですが、どれも民間が認定する資格となっています。

終活に関するその他の資格を紹介

終活カウンセラー以外の資格について興味があると思いますので、代表的なものをまとめてみました。
終活に関する代表的な資格名

  • 終活カウンセラー
  • 終活マイスター
  • 終活ガイド
  • 終活アドバイザー
  • 終活診断士
  • 終活ライフケアプランナー

これだけたくさん終活に関する資格が存在します。

資格それぞれの違いは何?という疑問を持たれると思いますが、2019年現在ではどの資格もはっきり言って大きな違いはありません。

どの資格がどの系統の職業に有利などもありませんので多くの方は知名度で終活に関する資格を勉強するようです。

個人的には終活に関する資格は1つあれば十分で2つ3つ資格を取る必要はあまりなさそうです。

終活系資格まとめ

資格名認定団体名費用など
終活カウンセラー一般社団法人終活カウンセラー協会初級カウンセラー 9,970円(税込)
上級カウンセラー 39,960円(税込)
上級インストラクター 200,000円(税込)
終活マイスター一般社団法人日本終活マイスター協会18,000円(3年分一括)
終活ガイド一般社団法人終活協議会5,000円(税込)
終活アドバイザー終活アドバイザー協会45,000円(税込)
終活診断士任意団体 日本終活士協会135,000円(税込)
月額会費 1,000円
5年ごと登録更新 8,000円
終活ライフケアプランナーキャリアカレッジジャパン37,000円(税込)

これら終活系の資格のみで専門家としてやっていらっしゃる方は少なく、弁護士や行政書士などを職業としている方が取得しているケースが多いよう。

そのほか医療関係、介護職関係の方にも人気がある資格です。

終活系の資格はこれからさらに求められていきますし、スキルの幅を広げることになりますから。

終活は自分にとっても大事な家族にとっても現在、未来で知っておかなくてはいけないもの。

そう考えると終活カウンセラーをはじめとした終活系の資格を取っておくことは自分や家族にとっても大きな助けとなるはず。

終活カウンセラーの具体的な仕事内容とは

は次に実際に終活カウンセラーの仕事の具体的な内容を見ていきましょう。

終活カウンセラーの具体的な仕事内容

終活カウンセラーの仕事の中身は以下の3つに大きく分類することができます。

  • 終活カウンセラーとしての知識(遺言、保険、葬儀、お墓についてなど)を用いて終活を行っていく人のカウンセリングを行う
  • 講演やセミナー、相談会などを地域包括センターなどで行う
  • 介護施設などでカウンセリング

それぞれを見ていきましょう。

終活カウンセラーとしての知識(遺言、保険、葬儀、お墓についてなど)を用いて終活を行っていく人のカウンセリングを行う

終活カウンセラーの名前の通りこちらがメインのお仕事になるのではないでしょうか。

終活への知識や経験をもとに終活をスタートする方の悩みに寄り添い、適切な助言を行います。

カウンセリングを行う年齢層は幅広く、高齢者を始めさまざまな方が対象となります。

エンディングノート作成のアドバイス

終活カウンセラーに寄せられる相談は様々ですが、近年はエンディングノート作成のアドバイスが多いようです。

エンディング(終活)ノートとは自分が亡くなる前に自分にまつわる情報を残していく家族などに情報を残す目的で書かれる自分についての情報を記しておくノート。

最近の終活への理解の深まりとともに、エンディングノートを書くことにより自分のこれまでの人生を振り返り、これから余生をどう過ごしたら良いかを考える良いきっかけになると人気です。

専門家へ紹介するなどブリッジの役割

終活は人それぞれ事情が異なり、時にはより専門的なアドバイスが必要な場合があります。

そこで終活希望者の相談を終活カウンセラーが、専門的な知識や経験をもとに専門家へ紹介するなどブリッジの役割を行います。

ブリッジ先は弁護士や行政書士などの士業や具体的に葬儀会社や墓石業者など様々です。

その際、打ち合わせの場所に同席したり、書類作成に立ち会ったりするケースもあるようです。

自治体などに同行し手続きのサポート

介護など終活にまつわるものには書類申請などを行わないといけないケースもが多いです。

そこで終活カウンセラーは本来本人が一人で行わないといけない窓口での申請に立ち会い、サポートをしたりすることもできます。

地域包括センターなどでのセミナー、終活への理解を広げる

地域包括センターという介護保険法により以下の目的で概ねですが中学校圏域ごとに配置されているセンターがあります。

この地域包括センターでは保険士・社会福祉士・主任介護支援専門員などが配置されています。

これら専門家たちが地域住民の健康の保持や生活の安定のためにサポートを行います。

終活カウンセラーはこの地域包括支援センターにて終活にまつわる講義やセミナー、または相談会を開いて、終活に対する理解を深める活動を行います。

介護施設などでカウンセリング

老人ホームや介護施設は終活がもっとも身近に存在する施設。

終活カウンセラーは老人ホームや介護施設に出向き、終活に関する相談を受けたり、カウンセリングを行ったり、一緒にエンディングノートを制作したりします。

これらの施設では高齢者の方が多く、家族とのコミュニケーションが不足している場面も多いので終活カウンセラーが求められる機会が多いでしょう。

終活の専門家である終活カウンセラーになるためには。

終活カウンセラーについて理解していただいたところで、次は終活カウンセラー資格取得
方法を見ていきましょう。

終活系の資格にそれほど大きく差はないと先ほどお伝えしましたが、終活カウンセラーの資格は他の資格と少し形態が異なります。

それは初級、上級、インストラクターの三種類あること。

初級終活カウンセラーができることとは

初級終活カウンセラーは終活に関する基礎知識やエンディングノートの書き方がわかるレベルのこと。

およそ6時間の講習を受けるだけで取れるので比較的難易度は低く、専門知識を必要としないので合格率も高いです。

上級終活カウンセラーができること

上級は初級の知識を人に教えることができるレベル。

実際に職務として使っていくならば上級終活カウンセラーが必要でしょう。

上級インストラクター

インストラクターは終活カウンセラー上級に合格していることが条件となります。

さらに終活カウンセラー協会が開く勉強会に年に2回参加を求められます。

活の講師としてこれからやっていきたい方向けの資格で、終活に密着に関わる資格である人向けの資格と言えるでしょう。

終活カウンセラー初級を習得する

終活カウンセラー初級の学習はテキスト使い自宅で行います。

テキストは受講料を支払った後に自宅に送られてきます。

約6時間勉強したあとで試験を受け合格に挑みます。

講習内容と試験約6時間学習した後、筆記試験
受験料9,970円 (講習代、試験代、試験時のお弁当付き)
認定料金試験合格したのちに会員登録が必要。
会員登録料は月額400円(次回更新分までまとめ払い)
受講料を支払い完了後、テキストが自宅に配送されます。
試験当日までテキストを使い勉強。試験日にはテキスト解説をしたのち筆記試験があります。

終活カウンセラー上級を習得する

終活カウンセラー上級を受けるためには初級に合格していて、なおかつ終活カウンセラー協会が開催する勉強会に1回以上参加する必要があります。

講習内容と試験事前レポート提出・講習1日
課題取組。試験は半日必要です。
受験料42,120円 (事前審査費含む・講習代、試験代、試験時のお弁当付き)
勉強会に参加1回、終活カウンセラー初級に合格している必要があります。

終活カウンセラー上級インストラクターを習得する

終活カウンセラー育成する講師になるための資格。

上級終活カウンセラー資格に合格済みで終活カウンセラーが開催する勉強会に年2回受講しておくことが条件。

講習内容と試験講習4日間
1日目 10:30-18:00
2日目  9:30-17:00
3日目 10:30-18:00
4日目  9:30-17:00
試験1日 30分
受験料250,000円 (試験代、資料代)
【1】終活カウンセラー協会が主催する勉強会に年間2回以上参加
【2】過去に「エンディングノートの書き方セミナー講師育成講座受講者」参加済み
【3】終活カンセラー上級を取得済み

まとめ

終活カウンセラーの仕事や資格取得までのプロセスを解説してきましたがいかがだったでしょうか。

終活カウンセラーはこれからの高齢化社会を迎えるにあたりもっと必要とされていく資格といえそうです。

終活カウンセラー資格を勉強することにより、仕事の幅を広げるとともに自分や家族の終活への大きな助けとなることは間違いなさそうです。

これら終活にまつわることだけではなく、資産運用や保険の見直しなどは人生において大事な要素。

病気になってから、トラブルが起きてから動くのではなく余裕があるうちに色々と見直しをし、しっかりと準備をしておくことが大事。

保険の見直しや資産運用などもライフプランニングに大きく関わることなので早めのスタートを切るようにしましょう。

 

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