保険料が安いがん保険はこれ!注意すべき点も解説します

がんは、病状によっては治療が長引く病気です。
そこで、今回は保険料の安いがん保険を選ぶリスクについて、保障内容の違いや注意点の観点から解説します。
なるべく安い保険料のがん保険に加入しようと考えている方は、加入を決断する前に一度この記事を読んで、注意点を再確認してみてください。
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安いがん保険でおすすめの商品
チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」
おすすめのがん保険はチューリッヒ生命の「終身ガン治療保険プレミアムDX」です。
チューリッヒ生命のがん保険は、以下のような方におすすめです。
- 治療を受けた月ごとに一定額が受取りたい!
- 健康保険のきかない所定の自由診療もサポートを受けたい!
- 必要な保障を選んで無駄なく合理的に備えたい!
年齢 | 男性 | 女性 |
30歳 | 1,875円 | 1,655円 |
40歳 | 2,575円 | 2,030円 |
50歳 | 3,900円 | 2,410円 |
【保障内容】基準給付月額:10万円、ガン診断給付金:50万円、悪性新生物保険料払込免除、保障期間・保険料払込期間:終身(2020年10月1日)
募補01808-20201006
保険料が安いがん保険は何が違う?



- 保障項目が制限されている
- 保障金額が低く設定されている
- 保障期間が短い(終身ではない)
いずれも、保険料を安くすることには役立ちますが、いざというときには十分な保障を得られない可能性があります。
保障項目が制限されている
がん保険にはさまざまな保障項目がありますが、保険料を安くするために保障項目を最小限に抑えていることがあります。
たとえば、「診断給付金」だけを保障しているものや、「診断給付金」と「入院給付金」のみの保障としている商品などです。

また、診断給付金は「がんと診断されたとき」に受け取れるものですが、上皮内新生物の場合にも同額の給付金を受け取ることができるがん保険がある一方、減額されて保障されるものや保障対象外となるものもあり、その分保険料は安くなります。
保障金額が低く設定されている
保障金額を低く設定することでも保険料を安くすることができます。
たとえば、「診断給付金」は通常50万円、100万円、200万円といった金額に設定することが多いですが、保険料を安くするために「なし」に設定されていたり、「がん先進医療給付金」は通算2,000万円までといった商品が多い中、通算500万円までといったように低く設定されていたりする場合があります。
ほかにも、診断給付金は何度でも受け取れるがん保険がある一方、「一度のみ」しか受け取れないがん保険もあり、保険料はその分安くなります。
保障期間が短い(終身ではない)

定期型のがん保険は、保険期間満了時に更新をしながら契約を続けることになりますが、保険料は更新時の年齢に該当する保険料で計算されるため、更新のたびに保険料が高額になっていきます。
そのため、結果的に終身型のがん保険よりも保険料の支払い負担が大きくなってしまう可能性があるのです。
公的医療保険制度でがんの治療費はまかなえる?
では主な制度についてご紹介していきます。
健康保険等が適用される治療の自己負担額は原則3割
がん治療といってもほかの疾病と同様に、健康保険等が適用される治療が行われた場合には、自己負担額は原則3割(年齢によって異なる)となります。
1か月のがん治療費が40万円かかり、そのうち健康保険等が適用される治療が30万円だったとします。
その場合、自己負担額は9万円で済むことになります。
「高額療養費制度」で1か月の自己負担上限を抑える
これには医療機関の窓口で支払う健康保険等の自己負担分だけでなく、処方箋による調剤薬局での支払いも含まれます。
- ただし、対象になるのは健康保険等が適用される医療費に限られます。
- 保険適用外の先進医療治療を受けた場合や、入院中の病院食、差額ベッド代などは対象外となります。
「限度額適用認定証」があれば立て替え払いは不要
- 後に戻ってくるとはいえ、一度は支払わなければならないので、まとまった金額を準備できないこともあります。
- そのような場合には、「限度額適用認定証」を保険者(会社員の方は担当者にご相談ください)に交付申請し、医療機関の窓口で提出すると最初から自己負担限度額までの支払いにすることができます。
「傷病手当金」で治療費や生活費をまかなう
ただしこの制度は、国民健康保険にはないため、自営業や個人事業主といった方は利用できませんのでご注意ください。
結論:公的医療保険制度でまかなえるかはケースバイケース
ご紹介してきましたように、公的医療保険制度ではさまざまな制度が用意されており、医療費の負担を軽減できるようになっています。
- ただし、がん治療は健康保険等が適用されない治療方法も多く、治療が長引く可能性もあり、たとえ1か月の治療費に上限が設けられたとしても毎月となると負担が大きくなります。
- また、傷病手当金を受け取れるのはうれしいですが、金額や支払日数が不十分という可能性もあります。
終身より保険料の安い定期でも良い?
がん保険の保険料を安い金額に抑えるには、がん保険の保障範囲を小さくするだけでなく、選ぶ保険の種類を変えるという手も選択肢の1つです。
たとえば、がん保険には定期型と終身型の2種類があります。
- 定期型…保険期間が一定
- 終身型…一生涯
もし給付金の金額などを同額にした場合、保険料が安いのは、保険期間が限定されている定期型のがん保険になります。
定期型は最初こそ保険料が安いものの、保険契約期間が終了し更新する際には、保険料が増額されるというデメリットがあります。
一方、終身型は、同じ年齢で加入した場合、定期保険よりも保険料が割高になりますが、保険料はずっと変わりません。
そのため、長期間がん保険に加入したい場合に定期タイプのがん保険を選ぶと、支払う保険料の合計金額が終身保険よりも高額になってしまう可能性があるのです。
保険に加入する際に、自分がどれだけの期間がん保険に加入する予定なのかを考えてから、定期型にするのか終身型にするのかを決めるべきと言えるでしょう。
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女性は安いがん保険に気をつけて
安いがん保険に加入すると、その分保障内容が不十分になる可能性はありますが、最終的に本人が納得していれば安いがん保険に加入をしても問題はありません。
というのも、女性は子宮がんや卵巣がん、乳がんなどの女性特有のがんにかかるリスクがあるからです。
このことを考えると、自分で十分な治療費を払えるだけの貯蓄がある場合を除いて、女性はなるべく充実したがん保険に加入しておいた方が安全と言えます。
がん保険の中には、女性向けのがん保険も用意されています。
所定の女性特有のがんに罹患した際に、通常の給付金に一定の金額を上乗せしたお金が支給されるといったものですが、このような保険を活用することも考えた方が良いでしょう。
保障が手厚い分、保険料は高くなってしまいますが、保険商品によっては上乗せする給付金額を小さくすることで保険料を抑えたものもあります。
安さへの執着は要注意!
ここまで解説してきた通り、安いがん保険には安いなりのリスクがあります。
どのようながん保険に加入するかは自分の目的や希望に合わせて決めるのが一番ですが、あまりに安いがん保険に加入するのは注意が必要だということをしっかりと覚えておきましょう。
たとえば、先進医療特約などは万が一がんにかかり、先進医療を受けた際に莫大な治療費を負担するリスクを軽減してくれます。
この数百円を抑えることを優先するのか、将来的なリスクを回避する方を優先するのか、費用とリスクのバランスを見て、きちんと判断すべきです。
安い保険料だけに執着して保険を選ぶのではなく、どの保障を小さく抑えるのかを1つ1つ吟味して慎重に選択するようにしましょう。
まとめ
がん保険を選ぶときに一番重要なことは、安い保険料と保障内容のバランスをしっかり見極め、本当に必要な最低限の保障は確保しておくこと。
プロのアドバイスを聞けば、自分に本当に必要な保険金額もはっきりするはずです。
専門家の意見も取り入れながら、最小限の費用で将来のリスクに備えられるがん保険を見つけてみてください。
保険商品のご検討にあたっては、「契約概要」「注意喚起情報」「ご契約のしおり」「約款」などを必ずご覧ください。
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