知っておきたい!がん保険の人気商品とがん保険選びの際に悩むポイントを解説

2人に1人ががんに罹患するといわれている現代において、がん保険の重要性はますます高まっています。(※1)
そこで、この記事では多くの人ががん保険を選ぶ際に迷ってしまうポイントと、チェックすべきポイントを紹介します。
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html
目次
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年齢 | 男性 | 女性 |
30歳 | 2,435円 | 2,690円 |
40歳 | 3,535円 | 3,485円 |
50歳 | 5,500円 | 4,240円 |
保険期間・保険料払込期間:終身
保険料払込方法:クレジットカード扱(月払)・口座振替扱(月払)
お申込可能年齢:満6歳~満80歳
保障内容:[抗がん剤治療給付金]月額20万円[自由診療抗がん剤治療給付金Ⅰ型]月額40万円[悪性新生物保険料払込免除特約(Z03)]適用[ガン通院特約(Z03)]日額10,000円[ガン治療特約]適用
※2021年4月1日現在
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がん保険とは?特徴と医療保険との違い
がん保険は「がん専用の医療保険」
がん保険と医療保険の違いについて整理してみましょう。医療保険とは、医療リスクに備える保険です。
病気やケガで治療目的の入院をしたり所定の手術を受けたりした場合などに、公的医療保険制度では賄いきれない費用をカバーするための保険です。
がん保険も医療リスクに備える保険ですが、その対象はがんに限られています。
医療保険が、がん以外のさまざまな病気やケガなどでも保障の対象になるのに対して、がん保険は、がんのみが保障されます。
そのため、がん保険はがん以外の理由で入院したとしても給付金は受け取れません。
一方、医療保険は、がんで入院した場合も、もちろん保障の対象です。
と思う方もおられるかもしれません。
- 保険金額などの条件がまったく同じであれば、保障対象が限られている分がん保険のほうが保険料は安い
- 医療保険は健康状態によって加入しにくい場合がありますが、がん保険はがんに関連する内容を除いて、審査基準が緩やか
上記以外ももっとがん保険にはメリットがあります。
がん保険はがんに特化した保障内容に
がん保険は、保障対象ががんに限られるだけでなく、がん治療を受ける場合に役立つような保障内容になっています。
診断給付金
多くの医療保険は、入院するか手術を受けることを条件に給付金が支払われる保障内容になっています。
がん保険は、がんと診断された時点で給付金が支払われるのが一般的で、この「診断給付金」があるのはがん保険の大きな特徴です。
これは、がん治療が始まった時点でまとまった額のお金として支払われ、どのような治療方針であっても役立てられるという意味で、がん患者にとっての使い勝手の良さを追求したものです。
入院給付日数の違い
医療保険の入院給付金は、限度日数が設けられており、一般的に30日・60日・120日などとなっています。
対して、がん保険の入院給付金は「無制限」としている場合がほとんどです。
多様ながん治療に対応した保障
がん治療は長期入院になるケースもある一方で、現在の医療では平均入院日数は短くなり、通院主体の治療にシフトしてきているという現状もあります。
そこで、がん保険には、入院ではなく通院で治療を受けた場合に給付金を受け取れる「通院給付金」がある商品も存在します。
最近は医療保険でも通院保障のある商品も出てきていますが、入院・手術以外の多様な医療への保障は、がん保険のほうが充実した商品が多いでしょう。
その他、以下のようなさまざまな治療に対応できる保障内容のがん保険が登場してきています。
- 放射線治療や抗がん剤治療といった、受けた治療に応じた保障
- 乳がんの治療を受けた人のための乳房再建手術費用を保障
- 医療用ウィッグの費用を保障
- 痛みの緩和ケアを受ける費用を保障
診断給付金と入院給付金で迷う
がん保険の保障内容を見ていると、「診断給付金」と「入院給付金」という2つの給付金が記載されていることが多いです。
診断給付金とは?
給付される金額はがん保険の契約内容によって決まり、100万円や300万円などと人によって異なりますが、一時金として受け取れます。
使い方は自由
診断給付金の使い方は自由で、治療にかかる費用に充当したり仕事ができない間の生活費に充てたりできます。
入院給付金とは?
一般的にがん保険において上限日数の設定がなく、治療のために長期入院したとしても十分に賄うことができるでしょう。
がん治療の内容によっては長期入院が必要とされることもあるので、入院給付金はがん保険に加入する際にチェックするポイントの中で最も重要なものです。
入院給付金は入院日数に応じて給付される
一例として1日10,000円が給付される保険に加入し、30日入院した場合は300,000円が受け取れます。
こうしてチェックしてみると、がん保険の入院給付金は上限日数がないことが多いのが最大の特徴といえます。
加入時は必要に応じて診断給付金と入院給付金の金額を決めよう
がん保険に加入する場合は、通院治療費や生活費として必要な金額を算定して診断給付金の有無・金額を決めるのがいいでしょう。
また、入院給付金は差額ベッド代を含めて1日あたりいくら必要かを考えて金額を決めるのがオススメです。
診断給付金の「初回限定型」と「無制限型」ならどっち?
がんと診断されて確定した場合にもらえる診断給付金には、「初回限定型」と「無制限型」の2種類があります。
こちらも勘違いしやすいポイントの一つで、加入時に悩んでしまいがちなのでしっかりチェックしておきましょう。
「初回限定型」と「無制限型」の違いは?
タイプ | 給付金を受けとれる回数 | 備考 |
---|---|---|
初回限定型 | 1回のみ | 無制限型より保険料が安い |
無制限型 | 上限なし | 年に1回までなど、給付頻度に制限がある場合が多い |
初回限定型と無制限型の違いを一覧でまとめると上表の通りです。
初回限定型に加入した場合、複数回がんと診断されても診断給付金が受け取れるのは1回のみです。
一方で、無制限型に加入した場合は診断給付金が受け取れる回数に上限はありませんが、給付頻度に制限がある場合が多いので注意してください。
無制限型に加入する場合は給付頻度が1年に1回までなのか、2年に1回までなのか、それ以上なのかをしっかりチェックしましょう。
オススメのタイプは?
がんは再発することがあり、そのたびに治療費がかかります。
そのため、できる限り無制限型の保険に加入するのがオススメだといえるでしょう。
頻度に制限があるとはいえ、治療してから数年後に再発した場合でも診断給付金を受け取れるので安心です。
保険料が高いと感じる場合は、給付金の金額を少し下げて無制限型に加入することを検討するのもいいかもしれません。
がん先進医療特約は必要か?
がん保険に加入する場合、「先進医療特約」をつけるかどうかで悩むものです。
ここでは先進医療特約の必要性を見ていきます。
そもそも先進医療とは?
先進医療には健康保険が適用されないため、かかった技術料を全額自費で支払わなければなりません。
がん治療に使われる先進医療には、重粒子線治療のように300万円程度かかる高額なものもあるため、特約をつけるかどうか悩んでいる場合はよく考える必要があります。
先進医療を受ける可能性をチェック
実際に先進医療を受ける可能性がどれくらいなのかが気になる人も多いかもしれません。
厚生労働省によると、2016年7月~2017年6月に先進医療を受けた患者数は32,984人となっています。※2
そのため、先進医療特約は「めったに使われないけど、使われた場合の経済的ダメージが大きい治療に備えるためのもの」といえます。
※2 出典: https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12404000-Hokenkyoku-Iryouka/0000192081.pdf
先進医療特約の必要性を考えよう
がん治療において先進医療を受ける可能性は低いものの、いざ受けるとなると高額の治療費を支払わなければならなくなるので、加入するのがオススメです。
そう考える人もいるかもしれません。
入院給付金や通院給付金は必要か?
入院給付金の金額や通院給付金の有無・金額も加入時に迷うポイントの一つです。
入院給付金と通院給付金の特徴
給付金の種類 | 給付期間 |
---|---|
入院給付金 | 入院1日目から退院日まで |
通院給付金 | 上限なし ※年に1回までなど、給付頻度に制限がある場合が多い |
入院給付金は入院治療にかかる費用を賄うためのもので、契約によって定められた金額(1日あたりいくら)が入院1日目から退院日までの日数に応じて給付されます。
一方で通院給付金は、通院で受けるがん治療にかかる費用を賄うもので、通院した日数に応じて給付されます。
ただし、1年あたりの上限日数が定められているものもあるので、注意してください。
がん治療は入院から通院へ
これまでのがん治療は入院して行われることが多かったものの、徐々に通院で治療を行うように変化してきています。
現代のがん治療は手術を入院で行い、放射線治療や抗がん剤治療を通院で行うものが多くなっています。
放射線治療や抗がん剤治療も通院で行われることがあり、それなりの日数を通院しなければならない場合もあります。
現代のがん治療事情を考えると、通院給付金が充実している保険に加入するのがオススメです。
一時金が充実していればそちらを通院治療費に充てることができます。
「悪性新生物」と「上皮内新生物」は同額保障が安心?
がん保険を検討していると、必ずといっていいほど「悪性新生物」と「上皮内新生物」というワードが登場します。
がん保険に加入するにあたって、これらのワードは極めて重要なのでここでしっかり見ておきましょう。
悪性新生物と上皮内新生物の違い
種類 | 診断基準 | 転移リスク |
---|---|---|
悪性新生物 | 病変が上皮細胞よりも 深部まで及んでいるもの (基底膜を超えて浸潤しているもの) | 全身に転移するリスクがある |
上皮内新生物 | 病変が上皮細胞内にとどまるもの (基底膜を超えて浸潤していないもの) | 手術で取り除いてしまえば、 転移の可能性はほぼなし |
悪性新生物と上皮内新生物を一覧でまとめると上記の表の通りになります。
一般的にがんと聞いてイメージするものは「悪性新生物」で、全身に転移するリスクがあるものです。
一方の上皮内新生物は上皮細胞内にとどまっているがんで、素早く治療すれば転移するリスクはほとんどありません。
また、治療難易度も悪性新生物より易しくなります。
上皮内新生物と悪性新生物で保障が異なるがん保険も多い
これまでのがん保険の中には、上皮内新生物は保障しないという契約のものも多く存在しています。
上皮内新生物か悪性新生物かで保障内容が異なる保険もあるので、加入時にはそれぞれの保障内容をしっかりチェックしておきましょう。
チェックすべきポイントは診断給付金と手術給付金
がん保険の中には、上皮内新生物と診断された場合は診断給付金や手術給付金が悪性新生物より減額されるものがあります。
上皮内新生物の給付金が悪性新生物の半額以下になっているものも多いので、保障内容はしっかりチェックしてください。
上皮内新生物には悪性新生物と同等の保障は必ずしも必要ではない?
前述の通り、上皮内新生物は転移のリスクも低く手術で病変を完全にとってしまえば再発することもほぼありません。
そのため、治療期間も短く、治療費も悪性新生物に比べて低額で済むでしょう。
どうしても決めかねる場合は保険のプロに相談しよう!
がん保険を選ぶ際に悩みがちなポイントを詳しくチェックしてみると、どのようにがん保険を選んだらいいのかをある程度理解できたのではないでしょうか。
しかし、それでもなお自分に必要な保障がわからないという人もいるかもしれません。
- 必要な保障内容(給付金額や特約の必要性)を判断でき、最適な保険を選びやすくなる
- 保険料と保障のバランスなどを客観的に判断できる
- 多方面からのアドバイスを無料で専門家から受けることができる
チェックポイントをしっかり押さえた上で保険のプロに相談すれば、余計なところで迷ってしまって不要な保険に加入することを避けられます。
より最適な保険を探し出すためにも、今回チェックしたポイントをしっかり理解した上で相談するのがオススメです。
おわりに~最適ながん保険に加入していざという時に備えよう!~
この記事では、がん保険に加入する際に悩みがちなポイントをチェックしていきました。
これらのポイントを押さえてからさまざまながん保険の資料を比較検討すると、より自分にとって必要な保障がわかりやすくなるのではないでしょうか。
必要な保障を理解すれば加入すべきがん保険がわかるでしょう。
保険会社によっては、Webサイト上でがん保険のシミュレーションができるので、うまく活用して自分にピッタリのがん保険を見つけてください。
保険商品のご検討にあたっては、「契約概要」「注意喚起情報」「ご契約のしおり」「約款」などを必ずご覧ください。
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