学資保険のおすすめ商品を徹底解説
子供を1人育てあげるためには、たくさんのお金が必要。
進学のルート次第では、必要な学費が1,000万円〜2,000万円になるというデータもあります。
このように将来発生する多くの学費のために、学資保険に加入してお金を貯められる方も多くいらっしゃいます。
親に万一のことがあった場合でも、お子さんの学費を確保できる仕組みが存在するなど、通常の貯金とは明らかな違いがあるのです。
そこで、今回は学資保険の基本的な仕組みや選ぶ際のポイント、最重要ポイントでもある返戻率について徹底比較・解説。
おすすめの学資保険をランキングでご紹介します。
目次 [hide]
【最新】保険営業経験者が選ぶおすすめ学資保険はこの3つ!
最後に、現在販売されている学資保険の中から保険の営業経験者がおすすめする商品を3つご紹介します。
1位
ソニー生命「学資金準備スクエア」
ソニー生命の学資金準備スクエアは、学資保険の中でも人気で、比較サイトや雑誌のランキングで数多く首位を獲得しています。
- 数ある学資保険の中でも屈指の返戻率の高さ
- 保険金(学資金)の受け取り方を選べる
- 専属のライフプランナーがつくためずっと安心
- ソニー生命のコンサルタントにオンラインで無料相談が可能
2019年現在は低金利の影響で返戻率が100%を切る学資保険も多い中、学資金準備スクエアは設定次第で返戻率が約106%となります。
また、Ⅰ型・Ⅱ型・Ⅲ型の3種類のプランから、保険金(学資金)の受け取り方を選べるのもメリットの1つ。
2位
明治安田生命「つみたて学資」
明治安田生命のつみたて学資とは、シンプルな内容が魅力の学資保険です。
- プランが選びやすく簡単
- 返戻率が105%と比較的高い
- 高額割引が適用される
つみたて学資をおすすめする理由は、プランが選びやすいことに加えて返戻率も高い点です。
特に、保険金を280万円以上に設定した場合、高額割引が適用され返戻率がさらに上昇します。
一方で、選べるプランが少ないため限られているため、希望に合わない可能性もあるため注意しましょう。
3位
フコク生命「みらいのつばさ」
フコク生命のみらいのつばさは、大学進学時に重点的に備えるジャンプ型と、入園・入学に備えるステップ型の2種類から受け取り方を選べる学資保険です。
- 受け取り方法を選択できる
- 兄弟割引がある
- 返戻率が105%
みらいのつばさをおすすめする理由は、ライフスタイルに合わせた受け取り方法を選べるだけでなく、兄弟割引によって高い返戻率を実現している点です。
みらいのつばさはそもそもの返戻率も高い水準にあるため、お子様が2人以上いる場合はとても効率的に教育資金を貯められる可能性があるためおすすめです。
学資保険の仕組みと保障内容
学資保険は、子供の教育資金を準備するための保険で「こども保険」と呼称する保険会社もあります。
でも、ただ保険料を支払ってお金を受け取るだけだと、普通の貯金とあまり変わりませんよね。
そこで、学資保険の基本的な仕組みについて、分かりやすく解説していきます。
[sonygakushipr]保険金や祝い金の受け取り方
学資保険の保険金や祝い金は、以下のようにある程度受け取り方を自由に選ぶことができます。
- 大学進学時に一括で保険金を受け取る
- 大学進学時から4年〜5年などにわたって分割で保険金を受け取る
- 小中高、大に進学するたびに保険金やお祝い金を受け取る
このように、お金が必要になるタイミングに合わせて、保険金やお祝い金を受け取ることができます。
大学の進学に最もお金がかかりそうであれば、お子さんが大学に進学する年齢で保険金を一括で受け取ることことで、進学に備えられますね。
契約者に万一のことがあった場合の保障がある
学資保険には、多くの場合、保険料払込免除特約が付帯しています。
保険料を支払っている途中で契約者である親が万が一なくなってしまった場合、以後の保険料の払い込みが免除されます。
そして、残されたお子さんは予定通り保険金やお祝い金を受け取ることができ、進学に備えることができるのです。
特約を付加して保障を充実できる
学資保険は、ほかにも特約を付加することで、子どもや親の保障を充実させることができます。
1医療特約
子どもが病気やケガで入院や手術をした場合に、保険金や給付金を受け取れるようにできます。
2育英年金特約
契約者である親に万一のことがあった場合に、毎年一定額の育英年金が子供が所定の年齢になるまで支給され、子供の生活費などに利用できます。
学資保険の保険料の支払い方法
学資保険は、保険料の支払い方法や払込年数を選ぶことができます。
保険料の支払い方法は、主に以下の4種類です。
- 月払い
- 半年払い
- 年払い
- 一時払い
保険料の支払い方によって、最終的に支払う保険料の総額が変わってくる場合がほとんどのため「保険料の総額を少しでも抑えたい」という方は、支払い方法を工夫するのも一つの手です。
お得な保険料の払込年数は?
払込年数は、保険金を受け取る直前まで支払うものもあれば、契約から5年〜10年で払い終えるものなど、保険会社によって様々な種類があります。
そして年数が少ないほど、支払う保険料の総額が低くなります。
[sonygakushipr]学資保険の保険料は生命保険料控除の対象
学資保険で支払った保険料は、生命保険料控除の対象となります。
学資保険の保険料は、一般生命保険料控除の対象のため、死亡保険や積立保険などの他の生命保険と合算されて控除額が計算されます。
控除額の上限は、以下の通りです。
所得税
最大4万円
(年間の保険料が8万円を超えていた場合)
住民税
最大2.8万円
(年間の保険料が5.6万円を超えていた場合)
最適な学資保険の選び方・おすすめのポイント
学資保険は各保険会社から数多くの商品が販売されています。
何のために学資保険に加入するのかを考える
まずは、学資保険に加入する目的を考えましょう。
- 子供の教育資金を貯めるために加入をするのか
- 医療特約なども付加して子供の保障を充実させるのか
によって、加入内容は異なってきます。例えば
という方は、特約などを付加せずにできるだけ少ない保険料の支払いで多くのお金を貯めることができる学資保険を選ぶのがおすすめ。
と考えている場合は、学資保険に医療特約などを付加すると良いでしょう。
[sonygakushipr]いつお金が必要になるのかを予想する
次に、学資保険で貯めたお金がいつ必要になるのかを予想しましょう。
いくら学資保険に加入して効率的にお金を貯められても、必要なタイミングでお金を受け取れなければ加入した意味がありませんよね。
という方は、大学の進学時にまとまった保険金を受け取れる学資保険に加入するのがおすすめ。
といった方は、大学の進学時から毎年一定額の保険金を受け取れるタイプの各種保険に加入すると良いでしょう。
学資保険で貯めたお金がいつ必要になるのかを先に予想しておくことで、数ある学資保険の中から自分に合ったものを選びやすくなるのです。
返戻率を比較する
最後に、学資保険ごとの返戻率を比較しましょう。
保険会社によっては「受取率」や「払戻率」などとも表記されます。
効率良くお金が貯められるかどうかを表す大事な指標のため、学資保険を選ぶときは返戻率の比較をして選ぶのがおすすめです。
加入する目的やお金が必要になるタイミングを決めた上で、最後に返戻率を比較すると自分にとって最適な学資保険を見つけることができるでしょう。
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進学費用はどれくらい必要?
あなたやご家族にとって最適な学資保険を選ぶためには、子供の進学にどれくらいの費用が必要になるか把握しておく必要性があります。
子供の進学費用は、幼稚園から大学まですべて公立・国立に通ったとしても、約1,000万円かかると言われています。
仮に、すべて私立だった場合は最大で2,000万円ほど必要です。
進学費用のうち最も大きな割合を占めるのが大学への進学費用で、200万円から300万円ほど。
詳細は、以下の通りです。
進学費用* | |
---|---|
国公立大学 | 194.9万 |
私立大学文系 | 250.5万 |
私立大学理系 | 270.8万 |
※進学費用とは、入学金(受験費用、進学した大学への入学費、進学しなかった大学への納付金)と1年目の在学費用(授業料、通学費、教科書代、塾の月謝など)の合計
このことから、学資保険の保険金額は大学の進学に合わせて、200万円から300万円に設定するのがおすすめといえるでしょう。
学資保険をおすすめしない・いらない人ってどんな人?
学資保険をおすすめしない要因を2つの要因からご案内します。
- ネガティブな要因
- ポジティブな要因
上記それぞれの要因の中で対象の人について解説します。
そのようなことが無いようにあえて「学資保険をおすすめしない人」をご紹介します。
[sonygakushipr]ネガティブな要因で学資保険をおすすめしない人
ネガティブな主な要因は、お金の問題で保険料支払いを続けるのが難しい人です。
ひとつずつ具体的に見てみましょう。
収入がない・少ない・安定しない人
しかし、子供が生まれると周囲の家族や知人・保険外交の人が「子供のために」と学資保険やその他の貯蓄をすすめますが、収入がない・少ないまたは安定しない親は、それどころではありません。
子供のためには、収入の確保と安定が優先課題になり、学資保険はおすすめできません。
[sonygakushipr]生活設計ができていない人・世帯主が生命保険に入っていない人
十分で安定した収入がある人でも、
- 生活設計(ライフプラン)ができていない人
- 世帯主が生命保険に入っていない人
には、学資保険をおすすめしません。
それにより、学資保険や貯蓄の必要性が理解できるので、ライフプランニングで将来のイメージを掴むことから始めましょう。
学資保険の検討は、それからでも遅くありません。
「子供の学費準備は必要ない」と思っている人
「子供の学費準備は必要ない」と考えるご家庭に、学資保険をおすすめはしません。
などの場合、加入動機が積極的ではないため、子供が進学を迎える18歳まで支払いを続けるのは難しいです。
学資保険では、マラソンのゴールを目指すような粘り強い動機が必要です。
ポジティブな要因で学資保険をおすすめしない人
子供の進学費用に限らず、お金を貯めたり、稼いだりすることに長けている人には、ポジティブな要因から学資保険を積極的にはおすすめしません。
子供の学費の準備ができている人
すでに子供の学費準備ができている人に、学資保険をおすすめはしません。
子供の学費の準備にめどがついている人
子供の進学費用準備のために、
- すでに学費保険を始めている人
- 何らかの貯蓄を始めている人
は追加で学費保険に入る必要はありません。
[sonygakushipr]学資保険以外の方法で準備したい人
という方もおられるでしょう。
個人向けにさまざまな金融商品があるので、固定で低金利の学資保険を無理におすすめはしません。
例えば、多少のリスクは伴いますが、投資信託商品の中から選ぶこともできます。
子供の学費準備は学資保険だけではありませんので、広い視野で探してみましょう。
別の方法で貯蓄できる人
進学費用を銀行預金などコツコツと積立てられる人は、学資保険だけをおすすめしません。
例えば、つみたてNISAなら年間40万円の投資上限で最長20年もの間、対象商品にかかる配当金・分配金、売却益が非課税となります。
資金を資産運用で増やして準備したい人
という人には、学資保険を無理におすすめしません。
長期的な資産運用をすれば、低リスクでもそこそこのリターンが見込めるものがあります。
資産を動かして積極的に増やしたいなら、学資保険はおすすめではありません。
収入が安定的で高い人
収入が安定的に高い人の場合、学資保険などの貯蓄にさほど効果がありません。
年間数千万以上、または億単位で収入のある人にもはや学資保険など、ほとんど意味を成しません。
子供の学費等の資金も十分に蓄えられていれば、あえて学資保険をおすすめする理由はありません。
[sonygakushipr]【デメリット】必ず確認!加入する際の注意点
教育資金を貯める手段として有効な学資保険ですが、加入する際にはいくつか注意点があります。
途中で解約すると元本割れする可能性がある
学資保険は、保険料を支払っている途中で解約をすると、元本割れが発生するというデメリットがあります。
保険料が支払えなくなるリスクは誰にでも存在するのです。
契約者や受取人の選び方に注意
学資保険を契約するときは、契約者や受取人を誰にするかを慎重に検討する必要があります。
この時課税の対象となるのは、基本的に受け取ったお金から支払った保険料を引いた残りの部分、つまり増えたお金だけです。
[sonygakushipr]保険金を一括で受け取り、一時所得とみなされた場合
増えたお金が50万円を超えないと、課税の対象となりません。
契約者を夫、受取人を妻など別の人に設定した場合
しかしこの場合は、贈与税の課税対象となり、受け取った保険金やお祝い金の合計が110万円を超えただけで税金が発生します。
また、契約者を祖父母にする場合、契約者自身の年齢制限に注意が必要。
保険会社によっては、契約できない可能性もあります。
インフレリスクに対応できない
例えば、合計で190万円の保険料を支払って、加入から18年後に200万円の保険金を受け取れる学資保険に加入した場合、返戻率は約105%。
一方で、18年後の物価が現在の110%に上昇していた場合、将来受け取れる200万円は現在の190万円よりも価値が低くなってしまうのです。
特約をつける場合は自治体の医療制度を確認する
学資保険では、医療特約を付加することで子供の病気やケガによる入院手術に備えることができます。
しかし、お住まいの自治体によっては子供の医療費が助成される場合があり、医療費の自己負担が少なくて済む場合があるのです。
学資保険に加入する際は、自治体の制度などを確認し、特約を極力付加しないようにするのが、効率よく教育資金を貯められるためおすすめです。
[sonygakushipr]まとめ
お子さんの将来の学費に備えられる学資保険は数多くの種類が販売されていますが、単純に返戻率だけで比較するのはおすすめできません。
- 学資保険になぜ加入するのか
- いつお金が必要になるのか
以上を考えた上で返戻率を比較し、ご自身に合った学資保険を探していくのがおすすめの探し方です。
もし、ご自身や家族の生活状況に学資保険が合っているかどうか判断できない場合や、自分に合ったプランがわからない場合はFPや保険の専門店などのプロに相談してみるのもおすすめです。
あなたの状況や考え方などを考慮した上で、最適なプランを提案してくれることでしょう。
保険商品のご検討にあたっては、「契約概要」「注意喚起情報」「ご契約のしおり」「約款」などを必ずご覧ください。
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